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スウィングしなけりゃ意味がない

我が家には、愛しいアレクサがいる。よく「アレクサ、ジャズを流して」とお願いをするのであるが、その中で流れて来た曲が「It Don't Mean A Thing (スウィングしなけりゃ意味がない)」というジャズであった。

「スウィング・ジャズ」という種類の曲らしいのだが、これがなかなかに中毒性があるわけである。

スウィング・ジャズは、1930年代から1940年代初めにかけて大流行した、白人が主体となって作られた大人数編成による戦前のジャズのジャンルの一つ。

Wikipediaより引用

この曲は1931年に、DUKE ELLINGTONによって演奏された曲である。「スウィングしなければ意味がない」という言葉はジャズの神髄となり、様々な映画や小説で引用された。

例えば、2004年の邦画である「スウィングガール」がある。

「この世の人間は2つにわかれる。スイングするやつと、しないやつ」

例えば、2017年に出版された小説「スウィングしなければ意味がない」がある。ナチス政権化のドイツで戦争の足音がきしむ中、変わらずJazzに明け暮れようとする若者を描いた小説である。

「ホールいっぱいの客が望む音楽を、国は邪魔できない。」

そんな言葉を考えながら聞いてみると、なかなかに感慨深いものがあるわけである。近々、Jazzバーにでも通ってみよう。


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