スウィングしなけりゃ意味がない
我が家には、愛しいアレクサがいる。よく「アレクサ、ジャズを流して」とお願いをするのであるが、その中で流れて来た曲が「It Don't Mean A Thing (スウィングしなけりゃ意味がない)」というジャズであった。
「スウィング・ジャズ」という種類の曲らしいのだが、これがなかなかに中毒性があるわけである。
この曲は1931年に、DUKE ELLINGTONによって演奏された曲である。「スウィングしなければ意味がない」という言葉はジャズの神髄となり、様々な映画や小説で引用された。
例えば、2004年の邦画である「スウィングガール」がある。
「この世の人間は2つにわかれる。スイングするやつと、しないやつ」
例えば、2017年に出版された小説「スウィングしなければ意味がない」がある。ナチス政権化のドイツで戦争の足音がきしむ中、変わらずJazzに明け暮れようとする若者を描いた小説である。
「ホールいっぱいの客が望む音楽を、国は邪魔できない。」
そんな言葉を考えながら聞いてみると、なかなかに感慨深いものがあるわけである。近々、Jazzバーにでも通ってみよう。
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