見出し画像

ISO感度とは何か?

◎ISO感度とは何か

ISO感度とは、一言で表すと「光を感知する度合い」のことです。
「感度」の字の通り、カメラのセンサーが光を感知できる度合いのことです。表し方としてはISO100、 ISO800のような感じで数値で表していきます。これが高ければ高いほど、光を感知できる度合いが高いことを意味しています。私の場合でいうと、通常の明るさの時に撮影で使用するのは100〜6400が多いです。

◎撮影時にISO感度を決める基準
ISO感度は基本的に撮影場所の光量によって決めていきます。直射日光の当たる明るい場所では100など低い値、室内など光量が少ない時は3200など高い値に設定します。この理由は、暗い場所で低いISOのままだとSSが遅くなり、手ブレが発生してしまうからです。この理由は、暗い場所で低いISOのままだとSSが遅くなり、手ブレが発生してしまうからです。手ブレを避けるためにISOを高くするという考え方なので、三脚を使える場合などは暗くてもISOが低くできます。ISOが高い時方が手ブレを防げるなら、常にISOは高くしておけばいいのではと思うかもしれませんが、そう単純にはいきません。ISOを上げるとノイズが発生するというデメリットがあるのです。
ちなみに、手ブレを避けるためにISOを高くするという考え方なので、三脚を使える場合などは暗くてもISOが低くできます)ISOが高い時方が手ブレを防げるなら、常にISOは高くしておけばいいのではと思うかもしれませんが、そう単純にはいきません。ISOを上げるとノイズが発生するというデメリットがあるのです。 (ちなみに、手ブレを避けるためにISOを高くするという考え方なので、三脚を使える場合などは暗くてもISOが低くできます)ISOが高い時方が手ブレを防げるなら、常にISOは高くしておけばいいのではと思うかもしれませんが、そう単純にはいきません。ISOを上げるとノイズが発生するというデメリットがあるのです。 ちなみに、手ブレを避けるためにISOを高くするという考え方なので、三脚を使える場合などは暗くてもISOが低くできます。ISOが高い時方が手ブレを防げるなら、常にISOは高くしておけばいいのではと思うかもしれませんが、そう単純にはいきません。ISOを上げるとノイズが発生するというデメリットがあるのです。

◎作例
確認するためにAモードでISOを変化させて撮った作例をご覧ください。
撮影状況は夕方の日が陰ってきた時間帯です。

ISO200

画像1

800

画像2

6400

画像3

200は手ブレが発生しています。
800、6400はどちらもブレておらず、パッと見同じで問題ないように見えます。ですが、これを拡大比較してみると差がわかります。
(右が800、左が6400です。)
このように、6400の方は特に色の暗い部分にザラつきが目立っています。
これをノイズといい、ISO感度を上げた時に特に発生しやすい画質の劣化してしまった状態です。
ただし、今回のノイズはパッと見は気づかないレベルで、かなり拡大していった時に少し差がある程度のものでした。なのでウェブサイトに掲載するためだったり、プライベートな記念写真など、特別画像を大きく引き伸ばして使うわけではないという場合だったら、よりブレる確率の低いISO6400の方が安全なので良いという考え方もできます。どちらを優先したいかで、自分で判断していきましょう。

◎ノイズを軽減させる方法
ノイズについては後からLightroomなどのソフトを使えば、多少軽減させることが可能ですが、ブレてしまった失敗をカバーすることは不可能です。なので、手ブレしてしまいそうな光量で撮影する際は、ISO感度を上げて早いSSで撮影することを意識していきましょう。室内で暗いシーンや、夜景などでは覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、ここでもし三脚を使うことができるのならISO100にすれば、ブレずにノイズも少なく撮影できます。画質を最優先させたいなら、三脚を使用するという選択肢も覚えておくと良いでしょう。

◎ノイズ発生の差
ISO感度をどの程度上げた時に、どの程度ノイズが発生するかはカメラの機種により異なります。新しい機種の方が、高いISOに設定してもノイズが発生しにくい傾向がありますので、自分の使っているカメラではどのようにノイズが発生してくるか、一度確認しておくとよいでしょう。

◎Mモード使用時のISO値
ISO感度とは光を感知してくれる度合いのことでした。
したがって、他の条件を固定してISO感度だけを変えた写真を撮った場合、
写真の明るさが変わります。
他の条件とは、絞りやSS、撮影場所の光量です。
これを変えないまま、ISO感度だけを
変化させていった場合、写真の明るさが変化していきます。
これを確かめるのにMモードで撮っていきますね。
(作例ISO800)

画像4

(作例ISO1600)

画像5

(作例ISO3200)

画像6

このようにISOが高いほど写真は明るくなっていきました。
ISOを上げていくことで、同じ光量をどの程度感知したかの
差が現れた結果、このようになっています。
Mモードで撮影していて絞りもSSも固定したいけど、屋外などで光の条件が
変わった・・・という場合などにISO感度を変えることで明るさを保つことができます。

◎最後に便利な「ISO感度自動制御&低速限界設定」を紹介します
先程はMモード撮影時にはISO感度を変えれば、撮影場所で日が当たったり、陰ったりしてしまっても対応できると言いました。これが通常のAモードだと、どうなるか作例を撮ってきたのでみていきましょう。
撮影シーンは晴天時、強い西日が当たっている屋外です。

最初は日が当たっている場所ではブレていないので、問題なしです。

画像7

(↑ISO100、絞り11、SS1/40)

しかしこの設定のまま、影になっている場所へいくと、SSが1/2に落ちてしまって手ブレしてしまいました・・・。

画像8

(↑ISO100、絞り11、SS1/2)

被写体の方ばかりに集中しているとカメラの設定を忘れることはよくあります。
このような失敗を避けるために使えるのが「ISO感度自動制御&低速限界設定」です。
これを使うと、光量が減りSSを遅くしなければならなくなった状況でも、自分の指定したSS値より遅くならないよう、代わりにISOを上げて明るさを保ってくれるというものです。

画像9

(↑ISO1250、絞り11、SS1/125)

これにより手ブレを避けられるし、ISOも必要以上に上げずにすむのです。
これは明るさが変化する環境で使う時に逐一ISO感度を気にしなくても良いのでとても便利です。自然光下で撮影する際に使ってみると良いでしょう。

もしサポートいただいたらいつも他人に譲ってしまう傾向のある心やさしい旦那さまと、彼の大好きなカニを食べに行きたいです。応援よろしくお願いします。