階層主義で合議主義

1000字投稿25日目。
今日の内容は「日本の独特な文化」にしよう。

はじめに

今日なんとなくTikTokを見ていたら、W杯の日本代表の戦い方について徹底討論!みたいな番組の切り抜きを見つけた。手越くんと松木さんが進めていて、サッカーに詳しい人が意見を言うみたいな形式だった。

その中で「日本は階層主義で合議主義」というワードが出てきて、すごく興味が湧いたのでここに残そう。

階層主義とは?

これはリーダーシップ論の話だ。

階層主義とは、課長!部長!など役職で呼び合い、そういった階層を重視している状態のことを指している。現状はだいぶ改善してきているかもしれないが、ドラマとか父親からよく聞くような企業の仕組みは、がっつり階層主義だ。

階層主義の対義語は平等主義になる。
役職ではなく名前で呼び合い、個人の意見を尊重していくという文化を指している。

アジア圏には階層主義の国が多く、ヨーロッパ圏には平等主義の国が多いという。

合議主義とは?

これは意思決定の仕方の話だ。

合議主義とはグループで意思決定をすることであり、対極にあるのはトップダウン主義で、ボスが存在し、ボスが決断するという仕組みを指している。

合議主義の場合は、1度なされた意思決定が覆ることが少ないが、意思決定自体が遅れがち。日本の「決定=最終的なコミットメント」という考え方がこれにあたる。

トップダウン主義の場合は、意思決定は非常に早いが、後からどんどん決定が変更してしまう。アメリカでは、決定が明日変わるかもという前提で行われることもあるそうだ。

激レアな国【日本】

階層主義でありつつも、合議主義という文化は非常に激レアらしい。

よくよく考えたら特殊な気もする。
役職は肩書きとして存在し、団結力という言葉を都合よく使いながら意思決定。
そりゃ主体性が湧きづらい環境になるし、何かあった時の責任の所在も明確にできない。

だがこれは短所ばかりではなく、成功している時の団結力は力を増し、より大きな成功へと繋げていくための鍵にもなっている。

自分に必要なもの

日本という国に生まれた以上、そういった文化が存在していることから目を背けることはできないし、背ける必要も無い。この階層主義で合議主義という特殊な文化の良さを活用しながら、短所を無くしていくためには以下のことが必要だという。

①リーダーシップ機能の強化
②ハードとソフト両面の仕組み作り
③横からの変革

1つずつ話すと長いのでまとめると
リーダーの力を強め、目に見える制度面と見えない人の心情面での仕組みを明確にし、繋がりの強い同期などの横並びからどんどん変革を起こす
ということだ。

うんうん心に留めておこう。

終わりに

TikTokとかYouTubeとかも脳死で見るんじゃなくて、ちょっとずつ何か得ようというスタンスに、無意識に変化してきている。もっと色んな分野に興味の幅を広げていこう。

P.S.

今日1年半前に拾った猫(彼女の実家で飼っている)にあったらめちゃめちゃでかくなってた。人懐っこい猫って可愛いよなあ。

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