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社会とサッカー

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御礼 | 「祈り」を込めて、サッカーの場をつくっていきます

御礼 | 「祈り」を込めて、サッカーの場をつくっていきます

このnoteは、サポーターの方々に向けて書きました。

先月の5月、新型コロナの影響でそれぞれの人が大変な時期にも関わらず、love.fútbol のサポーターになってくださる方が増えました。
本当に有難うございます。
サポーターの方たちから、こうしたメッセージを頂きました。

微力ではございますが、寄付金をお送りさせていただきます。 コロナウイルスの影響でライフスタイルが強制的に変わりつつある

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006 Xejuyu, Guatemala/ 2010

006 Xejuyu, Guatemala/ 2010

006 Xejuyu, Guatemala/ 2010
ー子どもたちの声を聞くー

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2010年、グアテマラで6個目のサッカーグラウンドが完成した。Xejuyuはスペイン語でもなかなか見ない文字面だけど、「セフユ」と呼ぶ。首都のグアテマラ・シティから西に60Kmくらい、車で1時間くらいのところにある。オープニングセレモニーの動画を見ると、「俺はメッシ!」、「俺は世界一のゴールキーパー!」、

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005 Canguacha, Guatemala/ 2009
ーHappines only real when sharedー

005 Canguacha, Guatemala/ 2009 ーHappines only real when sharedー

005 Canguacha, Guatemala/ 2009
ーHappines only real when sharedー

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love.fútbol Japanのミーティングでは、最初に今の気持ちや心境を共有するチェックインをしている。先週のミーティングで、高校生インターンのゆきから「やることないから、床みがきばかりしてる」と聞き、みんなで笑ってしまった。めちゃくちゃ床がきれいになっ

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004 Tuitzaj, Guatemala/ 2009

004 Tuitzaj, Guatemala/ 2009

004 Tuitzaj, Guatemala/ 2009
ー山の上の、教会の隣にあるグラウンドー

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これを書いている4月15日、朝起きてスマホを見ると海外から2件メッセージが届いていた。1つは、フィリピンの現地パートナーからで、先週COVID19について心配するメールを送ったものに対する返事だった。状況は深刻のようで、食べ物が一切なくなってしまった子どもたちに食料を届ける緊急支援をしてお

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003 Santiago Atitlán, Guatemala/ 2007

003 Santiago Atitlán, Guatemala/ 2007

003 Santiago Atitlán, Guatemala/ 2007
ー現地のことは、現地に答えがあるー

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ちょっと「Santiago Atitlán」を画像検索してほしい。
美しい湖と神秘的な山々に目も心も奪われる。さらに下の方にスクロールしていくと、カラフルな布生地の写真が出てくる。民族衣装というか、今もまだ日常的に着ている服装の素材だったりする。私は大学時代にスペイン語を専攻

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002 Las Canoas Altas, Guatemala/ 2007

002 Las Canoas Altas, Guatemala/ 2007

002 Las Canoas Altas, Guatemala/ 2007
ー現地の人に目を向けるー

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初めてのプロジェクトから3か月後にグアテマラのLas Canoas Altasという町で新しいグラウンドが完成した。Las Canoas Altasという地名は当時も今もあまり耳にすることはなく、私自身も実際に訪れたことはないためプロジェクトの様子は二次情報でしか知らない。でも、有名な

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001 Villa Nueva, Guatemala

001 Villa Nueva, Guatemala

001 Villa Nueva, Guatemala/ 2007
ー始まりの場所ー

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グアテマラは、love.fútbolにとって始まりの場所である。
中でもlove.fútbolが初めてグラウンドをつくった町がこのVilla Nueva。町名を和訳すると「新しい村」なんて洒落が効いてるから、新しい一歩をふみ出したlove.fútbolとの縁を今更ながらに感じてしまう。それから13年経っ

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サッカーは、声なき声を届け、繋がりを与える

サッカーは、声なき声を届け、繋がりを与える

4月1日、『社会とサッカー』の収録で一馬と「コロナウイルスとスポーツ」をテーマに話をした。想像した以上に、この想いが湧き出てきたので書いてみる。

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サッカーは、今、これまで以上に社会の中で役割を求められている。

テニスの大坂なおみ選手が「今私達がしなければいけないことはスポーツを救う事ではなく、世界中の人々が人種や国籍の壁を越えて、数多くの命を救うのが一番大切なことです」と言うように、

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「サッカーは、ベーシックサービスである」と話してもピンとこない顔をされるので。

「サッカーは、ベーシックサービスである」と話してもピンとこない顔をされるので。

TEDで陶芸家のTheaster Gatesが「アートは、ベーシックサービスである」と話していて、えらく感動した。彼がそう言う直後、会場から拍手喝采が起こり、そのこともまた自分の考えが認められた気がして嬉しかった。だから、最近会う人たちに「サッカーは、ベーシックサービスである」と話をしているのだけど、いまいちピンとこない顔をされる。続けて、「サッカーグラウンドは、社会インフラである」と話すと、なん

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ドログバが進める白い紙。4月6日は「開発と平和のためのスポーツ国際デー」。

ドログバが進める白い紙。4月6日は「開発と平和のためのスポーツ国際デー」。

明日、4月6日は国連が定めた国際デーの1つ「開発と平和のためのスポーツ国際デー(英語:International Day for Sport and Development and Peace)」です。
残念ながら日本語の名前からは何かを祝う日なのか、何かを啓発する日なのかイメージしづらいですが、端的に言うと、「スポーツを活用して世界の開発(発展)と平和の実現を進めていきましょう!」という啓発の日

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