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感想『「具体⇄抽象」トレーニング』細谷功


仕事で、内包と外延を理解するといいよ と言われた頃に見かけたのが↓。似てる話だなあということで、紹介されてた本を読んでみました。
https://youtu.be/6rBrDedAUJY

why具体と抽象

本書では人間の知的能力には二つの柱があり、「具体と抽象の往復」と「知識量」であるとされています。なかでも具体と抽象の往復は、扱える情報量の拡大に貢献できる点で重要です。抽象を頂点に、具体が放射状に広がるピラミッドのイメージ。
また、具体と抽象という考え方の軸を持つことで、コミュニケーションギャップの解消や、問題解決に役立たせることができます。

具体化とは

具体化とは、抽象化で得られた法則やルールを、個別事象へ変換して実行に移すことです。本書ではその一つとして、固有名詞と数字に落とし込むことが挙げられています。いかようにも解釈できるようにはしないということです。

抽象化とは

抽象化とは、具体的な個別事象から、抽象概念への変換とされていました。説明はいくつかあるのですが、一つ挙げると、ある目的に合致した特徴のみを切り取るということが言えます。例えば色で分類するために「赤」だけを抽出したり、本を3分で説明するために要約することがあります。

とは言え視点の一つ

とまあ、なんだか大袈裟になってしまいましたが、考え方の一つだなあと思います。ロジカルシンキングみたいな。そのくらいの粒度で視点が増やせると、別なものの見方ができる点で役立ちそうと思いました。

おまけ

上記動画で紹介されてたもう一冊はこちら。
先に↓を読んでからだと、理解しやすかったです。



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