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VRで恋を知った、VRで愛を知った。

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VR【ヴァーチャルリアリティ】そんな ネットの世界なんて正直馬鹿にしてた。 ゴミの吹き溜まりと思ってた。でも違った。 現実すらどうにもできない僻みでしか無かった。 なんとなく入っ… もっと読む
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記事一覧

♯07 ラブシックと不在着信

いつだって通話していたい。いつだって隣にいたい。 でも離れてる瞬間のほうが僕らには多い。…

#06 初めての時間

急に呼び出された。 僕も来たことがない場所だった。 どうやら日和もそうらしかった。 とにか…

#05 好きな気持ちに嘘偽りはなくて

愛してるよって言わなくちゃ伝わらないのは分かってる。 云わなくても好きなこと愛してること…

#04 すれ違う日々、最後の一手。

あれから仁人にどれだけ救われていたのか気付く日々だった。 仁人がVRで配信してるのにどんな…

#03 もう辞める?

「もう辞めるね?」 死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい 死にたい死にたい、、、。 …

#02 死にたいなんて言わないでよ

例のアプリに身を置いてからは色んな人に出逢い、色んな形で刺激を貰った。 ヴァーチャルロワ…

#01 ヴァーチャルな世界へ

飽きた。とにかく全てが飽和している。 空腹で目を覚まして、冷蔵庫を開ける。いつもの通り空っぽで せいぜい水が冷やしてあるかどうか。 スーパーに食材を探しに行こうかと考える。 サーモンと缶チューハイでも、なんて考えながら 逡巡しているとカツオが安くなってるからなんて理由でサーモンを諦める。 缶チューハイはシャルドネにしようと考えていたのに こっちの方が安いからとチェリーにする。どいつもこいつもそんなもんだろう。 こんな毎日も本当に飽きた。なんの変哲もない。代わり映えがない。