見出し画像

育毛剤の広告がしつこく追いかけてくる

スマホでニュースを見ていても、PCでGoogleっても、
「初回限定 89%OFF 980円! 在庫が無くなり次第終了」
の広告がしつこく自分を追いかけてくる。
2度3度クリックしたから表示されるのは自業自得だ。

おでこの面積が広がり始めたのは今から6~7年前だから、50代半ばだ。
遺伝に抗うべく、いろいろと試してみた。
水谷豊の宣伝するのとか、ひよこはなぜ毛深いのか、卵成分配合の〇〇!とか、巷で流行っていた粉シャンプーだとか・・・
結局気休めにもならなかった。
『これはこれで受け入れるしかないな』と断念していた。

しかし、また別の切り口で宣伝を仕掛けてくる。
「女性ホルモンが足りない」とか、テレビで紹介されてバズッた、とか。

試しにAmazonや楽天でその育毛剤が売られているか調べてみた。
確かに売られていて、レビューもそこそこの評価だった。
ブラックフライデーの期間中の価格は1個、7000円弱だった。

その数日後、また広告が追ってきたのでつい申し込みの直前まで進んでしまった。が、すんでのところで思いとどまった。初回980円でも、それ以降のことが小さな文字で書かれていた。
「1回で解約する場合は、転売防止のために使用途中でもいいから元払いで容器ごと送り返す」とあった。2回目以降は2か月分として2つ同時に送るように書いてあった。その時の価格が12800円。
1個当たり6400円だ。Amazonより安い。
3個分の総額が980円と12800円で13780円。
1個当たり4593円の計算になる。Amazonで買うより安い。

どうしたものか思案している・・・ 
3個、3か月試してみて効果がなければ そこで解約する。
定期購入の縛りがあるのだ。
返金保証というやつもある。
最近のニュースをみていると簡単に解約手続きができるかどうか心配になってくる。
その辺はよく確認しておかなければいけない。

今月末に「草刈りの費用弁償」がいくらか貰えることになっている。
おそらく育毛剤3個分の価格以上もらえると思う。

自分 「買うぞ!」

もう一人の自分 「いや、ちょっと待て、鏡を見なければ済むはなしじゃないか」「61にもなってもうどっちでもいいじゃないかよ」

自分 「でもな、やるだけやってみようかなと思うんだ・・・」「もし生えてきたら気分がいい方に変わると思うんだよ」

もう一人の自分 「13000円もあったら、他に欲しいものがあっただろ、それが買えるじゃないか」

自分 「そりゃ、そうだけど」

もう一人の自分 「やめとけ やめとけ 宣伝なんか無視無視!」
「もう、優柔不断なんだから!」


そうなんだ。 優柔不断なのだ。

こんなことをしていたら日が暮れてしまう。
日が暮れるどころじゃない、年が明けてしまう。

さぁ、どうしようかな・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?