日本最古の神社の一つである奈良

県天理市にある「石上神宮」にて

令和5年11月22日〔鎮魂祭〕が斎行

されました。

御奉仕させて頂いている「川上山若

宮八幡宮」の崇敬者さんたちと共に

古式ゆかしい御神事に　参列致しま

した。

「石上神宮」は　武門の棟梁たる物

部氏の総氏神として　古代信仰の中

でも特に異彩を放つ神社です。

この日は　19時から斎行された鎮魂

祭に　御縁のある方々も参列されま

した。

夜の帳の中　宮中でも同日同時刻に

祈られていると云われる〔天神社〕

〔七座社〕に於いて　警蹕の後　

神降ろしがなされ　参列者一同も

神主さんたちと共に祈りました。

その後　拝殿へ向かいます。

天璽十種瑞寶を以て　天長地久・

御皇室の弥栄・国家の安泰・天下

万民の平安を祈る鎮魂祭の神事が
執り行われました。

その歴史は古く　饒速日命の御子

宇摩志麻治命が天璽十種瑞寶を以て

神武天皇と皇后の聖寿の長久を祈ら

れたのが　鎮魂祭の始めと伝えられ　

その故事に倣って斎行されている石

上神宮の創始に係わる特殊神事とな

ります。

「鎮魂」とは（内なる魂を振るい起

こさせる）という意味で（ミタマフ

リ）と訓じます。

御神事の一切の写真は撮れない為

その様子は　写真ではお伝え出来な

いのでご容赦下さい。

これは　御神事が滞りなく斎行され

た後　拝殿から外へ出る門の辺りの

写真です。

かつて体験したことの無い　特殊神

事の余韻を味わいながら　帰路につ

きました。

龍神弥勒

http://ryulinmiroku.com