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岩手2

今回は猫の事を書こうと思います。
当時は我が家には猫がサンケ(三毛猫 ♀)・有(黒猫 ユウ♂)・珠(黒猫 タマ♀)・十兵衛(長毛種の黒猫 ジュウベエ♂)・小次郎(長毛種のキジトラ コジロウ♂)・佐助(キジトラ サスケ♂)・マーク(キジトラ ♂)の7匹が居ました。
現在はシルバ(白と灰色♂)・カユキ(白と灰色♂)が居ます。

サンケさんの子供が有くんと珠ちゃんです。
珠ちゃんの子供が十兵衛くん・小次郎くん・佐助くんです。
マークは北海道に居た時、岩手県出張に行っていた時に子猫の里親募集をしていた所から譲り受けた猫です。

サンケさんは北海道に居た時に野良猫で、ホテルの周りに居ついていた猫です。
餌付けをしていて唯一私にだけ懐いていた猫で、餌付けをした以上、飼う覚悟は出来ていました。
そして、そのまま岩手県へ一緒に連れて行きました。

ただ、盲点だったのは・・・
サンケさんのお腹の中には小さな命が宿っていた事でした。
けっこうな高齢猫さんだったので、無事産まれたのは3匹で、1匹は産まれてすぐ亡くなってしまい、有くんと珠ちゃんが元気にスクスク育ちました。

その後、有くんは数ヶ月後に亡くなるのですが、先に思い出を書きたいと思います。

産まれてすぐはケージ内で過ごしていました。
サンケさんも出入り出来るようにしてました。
私の部屋とケージをくっ付ける?みたいな感じにしてました。

有くんは犬のような可愛い面がありました。
オモチャをポーイ!って投げると走って取りに行って投げた人の所に咥えて持って来て「もっと投げて!(ワクワク✨✨✨」と楽しそうにしていました。

有くんと珠ちゃんは昼間の間だけ外で過ごすようになり、夕方には帰って来る。という感じでした。
それに、呼べばすぐ帰って来る猫さんたちでもありました。

あの日だけは有くんは帰って来ませんでした。
どんなに呼んでも来なくて、不安でいっぱいでした。

次の日の早朝、道路の方へ行きました。
何かに呼ばれているような気がして。
有くんが居た。
道路の端に横たわって。

珠ちゃんも私の後を追い掛けて来ました。
有くんは車に轢かれたようです。
顔もキレイでした。
身体はとても冷たくなっていて、数時間は経っていたのかな。って感じでした。
野生動物に齧られた痕が無かったのが救いでした。
その後は有くんを抱きかかえ、家に戻りタオルに包んで土に埋めました。
猫缶を供えて。
珠ちゃんは有くんを埋めた所からその日は離れませんでした。


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