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人によって段階があるのは当たり前

SNS界隈の”行動しましょうアカウント”に嫌気がさしているたつやです。

今回は、人によって状態は様々で、やるべきことが違うのが当たり前なのに、それを無視したようなことが発言が目立つことに対する言及をしておこうと思います。

当たり前の話なんですが、人によって知識も経験もスキルも、容姿も嗜好も体調も何もかも違いますよね。

それなのに、〇〇しないのは間違っているみたいなことを言う人って一定数います。

たとえば、行動しないと変わることはないから行動しましょう、とか。

僕も、その意見には賛成です。
ただ、全員が全員行動できる状態ではないということも分かっておくべきだと思うんですよね。

言ってみれば、足が折れている人に対して、今走らないとゴールにたどり着くのが遅くなるよと言ってるようなものですよね。

言われた側からすれば、「そんなことは分かってる!」ってなります。

この場合は、まず足を治療してから、そこからリハビリして、歩き出して、走り出す、そんなステップになりますよね。

もちろん、這いずってでも進む人はいるだろうし、それで成果を出した人はそのやり方が『正しい方法』だと思うのも仕方のないことだと思います。

僕自身、自己分析の大切さを実感しているから、自己分析は必要だよっていう発言多めなのは、経験ゆえの思い込みなんですよ。

話を戻すと、正論はもちろん正しいんですが、その正論が通る前提にない人は、まずは土台を整えることから必要ってことです。

体調が悪いなら、行動することよりも回復することが大事なんです。
何もしないことにも、意味があるんです。

うつなどの精神疾患を患っているなら、第一は治療なんです。
そのうえで、なにか出来そうなときに行動すればいいんです。

何もしなくて現状変わっていないという焦りはあるかもしれませんが、何かするには適切な時期があるのもまた事実なんですよ。

僕は”何をするか”よりも、”どう感じたか”を大切にすべきだと思っています。

行動は確かに大切ですが、今自分がどう感じているか、行動したことでどう感じたかという部分の方が大切だと思ってます。

形に残らない部分ではありますが、人生は自分の主観で動いているのは間違いありません。

その主観を捉え直せば、人生の見え方が変わるのは自明の理です。

だから、行動できないことを言及するんじゃなくて、その今の気持ち、そのモヤモヤをもっと考えるべきなんだろうと思うんですよ。

動けないときは、動けないなりに出来ることがある。

何もできない自分を責める必要なんてなくて、今は自分がそういう段階なんだって割り切る気持ちも必要ですからね。

焦る気持ちも、今焦っていること、自分が感じていることをしっかり認識して、元気になった時に自分が進んでいることを感じればいいんですよ。

それが大事。

ということで、本日のまとめです。

人によって、状態はさまざまです。
世の中には何もしないことへの煽りが多いですが、気にする必要はありません。

もちろん、行動することを否定しているわけではありません。

行動出来るなら、やった方がいいのは間違いありませんからね。

ただ、出来ない状態でいることを悲観する必要はなくって、今自分がそういう状態なんだって認識して、今すべきことを割り切ってやることが大事なんです。

自分の人生は自分の主観が全てです。

「こんなことしかできない」
「なにもできない」

と悲観し続けるよりは、

「今はこういう状態だから仕方ない」

と割り切ってしまう方が、自分の人生の見え方は良くなりますからね。

「行動できない=悪」
「行動できない=何も変わらない」

そんなことはないんです。

自分の状態に合わせて、出来ることをやっていきましょう。
焦る気持ちや辛い気持ちを煽ってくる人には、言わせておきましょう。

大事なのは、自分自身です。
人に言われることよりも、自分の気持ちを大切にしてくださいね。
自分の人生ですからね。

今回は、行動に対する自分の段階についての話をさせていただきました。

ご拝読いただき、ありがとうございました。

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