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「わからないからこそ面白い!」流体力学が好きな"にいなさん”が、『琉球ウェルネス』でインターンをして感じていること

こんにちは。広報担当のさおりすです。

今回は、沖縄に生まれ育ち、去年8月に琉球ウェルネスにインターンとして参加した にいな(當銘仁菜とうめ にいな)さんに、沖縄での暮らしやインターン参加の理由について話を伺いました。

にいなさんは、現在、琉球大学工学部の2年生。エネルギー環境工学を専攻する大学生です。

ーー幼い頃に思い浮かぶ風景を教えてください。

にいなさん:
両親も私もインドアだったので、家のなかで過ごすことが多かったんです。
外に出た記憶で言うと……休日におばあちゃんのうちに泊まって、
お昼の時間になったら、近所の子どもたちとモンシロチョウを捕まえてい他ことですかね(笑)

実家は、美ら海水族館があるところの近くで、沖縄県本部町なんです。
おばあちゃんの家も実家の近所です。
海も近い田舎に、ポツンと水族館だけがあるようなところです。

ーー海も近くにある田舎なのですね。

にいなさん:
生まれた時から海に囲まれて育ったので、それが最高とかそういう感覚がなくて。沖縄を離れたいとこが帰省した時に、「毎日このきれいな海が見えるなんて最高だね」と言ったときに、「この海って特別なんだ…」と驚いたくらいです。

中学2年生の時に、家族で大阪のユニバーサルスタジオへ旅行に行ったんです。電車の窓から一瞬、黒いものが見えてーー

「え?あれ海?黒っ!」って思いました。
噂に聞いたことはあったんですが、沖縄の外の海を見て初めて、
「沖縄の海って青いんだ、きれいなんだ」って気づいたんです。

ーーその頃から、「沖縄っていいな」と思い始めたんですか。

にいなさん:
そうですね。それまでは特に郷土愛のようなものはなかったんですが。
私の周りには郷土愛を持っている子も多くて。親も県民ショーで沖縄が取り上げられてたら絶対見るような感じでした(笑)

「なぜみんな、そんなに沖縄が好きなんだろう」と思って、聞いてみたんです。そしたら、「人が温かい」と言っていました。そういえば子どもの頃、学校帰りに黒糖やサータアンタギーをもらったりしていたなって思い出しました。

人との距離感が近いのかもしれません。
大学に入学して、仲良し四人組でいるのですが、
そのうちの二人から「距離感が近すぎる」と言われて気づきました(笑)

ーー琉球大学への進学はどのようにして決めたのですか。

にいなさん:
覚えることが少なかったこともあり数学と物理が好きだったんです。
周りの友だちからも理系っぽいよね…と言われることが多くて(笑)
自然と理系に進みました。

理論も面白いし、日常で起こっていることを数式で表すことができると、
「知らない力が働いてるんだ!」と興奮します。

ーー好きな理論とかってありますか。

にいなさん:
理論ではないのですが、今年度受けた授業で一番面白かったのは、
流体力学の講義で行った大気圧実験です。
先生が、大気圧を利用した噴水の実験をやってくれたんです。

噴水とか電気とか、エネルギーが働いて水を動かしているんです。
私達が今生きている、ここにある大気圧をエネルギーに変換して、
水を押し上げて噴水になる。

見えていなかった力が目に見えたような気がして面白いですよね!

今年1月4日に、琉球ウェルネスの経営合宿に参加したんです。
その時にみっちーさん(代表道廣さん)が、ミッションとビジョンの繋がりや仕組みを、図にして説明してくれた時も「面白い!」って思ったんです。

ーー見えないものを可視化することに興味があるのでしょうか。

にいなさん:
そうですね。すごく面白みを感じます。
目に見えない事柄を、ロジックや理論で整理して理解することが好きなのかもしれません。

ーー琉球ウェルネスやみっちーさんとの最初の出会いを覚えていますか。

にいなさん:
2023年の6月30日に、琉球大学でみっちーさんが「100年時代のキャリア形成」の授業で講義をしてくれたんです。

みっちーさんが講義の最初に会社や事業について紹介してくれました。
その時点で、すごく琉球ウェルネスに興味が湧いたんです。

当時、私はメンタリストのDAIGOにハマっていて……(笑)
マインドフルネスや瞑想、自分を見つめ直すという意味で、
「ウェルネス」にも関心があったんです。

だから、講義の最初に琉球ウェルネスの事業紹介を聞いて、
「沖縄」×「ウェルネス」で、ピンッときたんです!
講義の最後にインターン募集の告知があったので、即申し込みました。

ーー去年2023年の8月から、琉球ウェルネスでインターンを経験してみていかがですか。

にいなさん:
実際にインターンとして入って、Slackのみっちーさんの発信をまとめたりしながら、私がイメージしていた「ウェルネス」と琉球ウェルネスが定義している「ウェルネス」は、違うものだったのだと気づいたんです。

私がイメージしていたウェルネスは、最初に言ったように、
瞑想とか自分を見つめ直すみたいなイメージだったんです。

でも、琉球ウェルネスでは事業の目的が、
「明日への活力を持つ人を増やしたい」というものがあって。

ウェルネスは自分でやるものだと思っていたので、
どうやって「ウェルネス」を人に提供していくのかがイメージできなくて
ちょっと混乱してしまいました。

このまま続けていいのかなってーー
正直、モヤモヤと迷っていました。

でも、せっかく入社したし、社会で生きていく上での力をつけるためにもう少し頑張ってみようと思って、続けることにしました。

それでも、このマインドでは、仕事がうまくいかなかったんです。

ーーその後、どうしたんですか。

にいなさん:
琉球ウェルネスのメンバーの皆さんのメッセージのやりとりを日々見させてもらったり、食事会に参加させていただくなかで感じたことがあって。

「この会社にいる人たちは、人として素敵な人たちで、社会で生きていく上でも力強くて、絶対にいい人たちだ」と。この人たちと一緒に働ける機会を自ら手放してしまったら後悔すると思ったので、悔いのない状態で辞めると決めるまでは、インターンを続けることにしました。

ーーモヤモヤと迷いが生じていたのは、いつ頃の話ですか。

にいなさん:
12月頃です。

ーーけっこう、最近ですね(笑)

にいなさん:
はい(笑)

ーー今、インターンを続けていらっしゃいますが、気持ちの変化があったのですか。

にいなさん:
はい。1月4日から参加した琉球ウェルネスの合宿で気持ちが大きく変わりました。

合宿で、琉球ウェルネスのビジョンについて話し合いをしたんです。
みんなで「こういう会社だったらいいな」をポストイットに書き出して、
ホワイトボードに貼ってグルーピングをしました。

Slackを通して、見たことのある言葉もたくさん並んでいたんですが、
「本当に心からの想いを持ってこの会社で働いているんだ」「こんなに温かい気持ちの人たちだったんだ」と、感じることができたんです。

ーー「言葉」だけを見ていたものが、人と言葉が一体化したような感覚ですか。

にいなさん:
そうです、そうです!
文字だけを見ていたところに人が重なって、「この素敵な人たちと素敵なゴールを目指すために一緒に働いているんだ」って思えたんです。
私、すごくラッキーじゃん!って。

ーー素敵な瞬間ですね。

にいなさん:
自分が素敵だと思う人たちが、ビジョンを実現するために頑張っているんです。その人たちの役に立ちたい。ビジョンを実現するために、私も動きたいと思うようになりました。

その時から、働くことがすごく楽になりました。

ーー「ウェルネスへの興味」は、琉球ウェルネスに出会うキッカケだったのかもしれませんね。

にいなさん:
そうです。自分がイメージしていた「ウェルネス」に関わることよりも、
「素敵な人たちと素敵なゴールを目指すために一緒に頑張りたい!」との思いが、芽生えました。

ーー合宿で印象に残っていることはありますか。

にいなさん:
「明日が楽しみな状態」「朝起きたいと思える状態」が、
「明日への活力」がある、ウェルネスな状態だと思うんです。

自分も「明日への活力がある状態」になれたらすごく嬉しいし、
家族や友だちもそうだったら、自分も幸せだなって思います。

明日への活力がある人が増えて、
世界中の人がハッピーになれたらいいなって。

ーー琉球ウェルネスのビジョンが、自分ごとに落とし込まれて、身近な人から遠くの人まで広がっていくような。

にいなさん:
はい。自分から外へとウェルネスが広がっていくイメージができました。

「ウェルネス」の新しいマーケットを作ることで、
自分たちの願いを実現するとみっちーさんは言っています。

マーケットができたら、競合も出てくると思います。
でも、競合が出てくることで、幸せになれる人を増やしたいという会社が増えることになるので、必然的に幸せな人も増えていくんじゃないかと思うんです。

ーー幸せの総量が増えるイメージですね。

にいなさん:
普通だったら、「みんなを幸せにする」って、理想論で終わってしまいそうな話だと思います。でも、みっちーさんが言うように、マーケットを作れたら、本当に実現しちゃうんじゃないかと思っています。

ーー絵に描いた餅ではなく、ビジョンを実現できる実感が湧いたということですか。

にいなさん:
そうです。
ただ夢を語るのではなく、「明日への活力に満ちた人を増やす」ためにマーケットを作ることが、このメンバーたちの人間性や能力と、この熱量と勢いがあればできるんじゃないかと感じたんです。

すごくテンションが上がったことを覚えています(笑)
合宿に参加できてよかったです!

何度も言うのですが、みっちーさんの話を聞くまでは、
「ウェルネス=マインドフルネスのようなもの=自分でやるもの」だと思っていたんです。

「ウェルネス」を事業にして、人に提供するって……
一体どういうことだろうって。

ーー大気圧で噴水作るってどういうこどだろう……みたいな。

にいなさん:
たしかに(笑)
ウェルネスというよくわからないものに対して、仮説を立てて、観察して分析して、解いていくことが面白いですね!

ーー見えない、わからないからこそ面白いみたいな。

にいなさん:
本当にそうですね。
ウェルネスって、わからないから面白いです(笑)

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