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メモ

男はいつの間にか女というものを見下していた。自認することは下衆の一員になることだったと思っていたし、己がそのような考えになっていることは認めたくなかった。再生するためには、それを認め、己を赦し、慎ましく生活を営む必要がある。そこには善のための意志がなければならない。己のためではなく誰かのため。原因はわかっている。それを主題に。

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