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俺がサッカーをする理由

プロサッカー選手なのにサッカーが上手くない。

それっておかしいと思いませんか?

だって小さい頃はドリブルシュートパスそれらが上手ければプロになれると教わってきたから。

サッカーが上手くないとなれないって言われてきたから。

だからそれを磨いてきたつもりだったしそれが真実だと思ってきた。

でも周りを見渡せば俺より上手い選手なんてたくさんいたし、今もそう。

上手い選手なんてたくさんいる。

でもサッカーが下手くそな俺の職業はプロサッカー選手。

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サッカーの試合は11人しか出られない。

25人いたら14人は試合に出られない。

だからそれは事実であり仕方がないと思う。

色んな役割があるからそれを大切にするのが1番だ。

でも俺はわがままだけど絶対に試合に出たいと思う人間だ。

去年、全く試合に出られなくて悔しい思いをしていた。

悔しいじゃ済まなかった。絶対に試合に出てやると毎日燃えていた。

試合に出るためにはどうしたらいいか。

方法なんてあるわけない。

その答えは試合に出るしかない。

サッカー選手なのに試合に出れなかったら落ちていくだけ。代表になりたいのに試合に出れないのは自分の中でありえなかった。

なら試合に出るしかない。試合に出るチャンスがきたら死に物狂いでそれを掴んで絶対に離さない。

どんなことがあろうと俺はできるんだってマジ信じまくるしかねえ。

必ず勝つという強い気持ちが自分を奮い立たせる。

今まで生きてきた中でこの人には勝てないななんて思ったことはない。

どんな奴がいようと俺が最強。そう思ってきた。

まあたくさん負けてきたし、やられてきたし、まだまだ1番じゃねーけどな。

でもだからこそこれから先の現実も自分色に塗りつぶしてやる。

1番になるためには誰にも負けたくないという気持ちが1番必要だろ。

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俺は果たして自分の行動を通して誰かに夢を与えれているだろうか、希望を持ってくれているのだろうか、元気にしてあげただろうか。

でも正直に俺はみんなのために夢を与えるためにサッカーをしているわけではない。

自分が大好きで楽しいからサッカーしている。

だけどそれが結果的に流帆からそういうものをたくさんもらってるよありがとうって言われることが多くなった。

それはやっぱり素直に嬉しいし、サッカーをしていてよかったなと思える瞬間の一つだ。

そして、流帆のようになりたいって言われることが増えた。

でも誰かになりたいじゃやっぱり俺の中では違う。

それじゃ誰かの二の次にしかならない。

自分という人間を極めなければいけない。

俺は俺で俺が新しいページを刻まなくては誰かの記憶になんて残らない。

ダビドリューホって名乗ってるのは別にダビドルイスに憧れているからじゃない。

みんなに親しまれやすいように、みんなに覚えてもらいやすくなるようにしてるだけ。

ただ面白いから。それだけ。

俺は誰にでもならない菊池流帆だ。

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サッカーは心でやるものだって。

ずっと言ってきた。

でもJ2にいる自分をプロになってない自分が言うことなんて誰も聞いてくれやしなかった。

大学の時もJ2の時も叫び続けてるけど誰も注目なんてしてくれやしなかった。

当たり前だけど結果を出さないと誰も人の話なんて聞いてくれないんだって気付いた。

でもどんな時も俺は絶対この舞台に立ってやれると思ってたし、日本代表にだって世界でだってやれると思ってるよ。

誰に否定されようとも自分がどの立場にいようとも結局は自分を信じ続けれるかどうかなんだ。

ピッチ上では誰もが平等になれる場所だ。

そこに上も下もない。上手いも下手もない。誰が勝つかなんて分からない。

絶対に勝てると保証されている相手なんていない。

でも絶対に勝てると思わないで臨んだ日などない。

それが今の自分の原点だから。

俺は経験っていう言葉が大っ嫌いだった。

経験なんてものは勢いとかそれを上回る実力があればそれを打ち破れると思ってきたから。

でもそれは違うことに気付いた。

神戸にいるワールドクラスの選手や日本代表の選手達は全然違う。

それは実力もそうだけどその人達がいることによってのチームの影響力とかなんとかなるって思わせてくれる安心感とか人間性、プレーだけではないものが1番大きかった。

特に高徳くんは毎日、練習からアドバイスをくれたし、要求もしてきてくれた。何度もカバーしてくれた。隣にいる存在感はほんとに自分にとってめちゃくちゃ大きかった。

本当にたくさんの選手が助けてくれてアドバイスをくれた。それがなかったら試合に出続けられることはできなかった。

それは経験という実力に打ちのめされた裏返しがあるから。

やっぱりそういう面で俺はまだまだなんだと思った。

俺はただ全力で毎日にぶつかるだけだった。

それが後々に経験になって返ってくるだろ。

でも俺は1番じゃないといやなんだ。

世界のスターがいようと日本代表がたくさんいようと俺が1番でいたい。1番活躍したいし、1番目立ちたい。

雑草はアスファルトすらも突き破るのだから。

それが俺が俺でいれる原動力。

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俺がこの先したいこと。それはなんだと言われたら。

世界で活躍する選手になりたい。

誰から否定されようとそんなことは関係ない。

俺ならやれる。そう思うことがそういう現実だけを引き寄せる。

J2の時その夢を語った時、バカにされた。無理だろうと笑われた。それは当時の自分がJ2にいたからだ。

でもその笑ったやつはいま俺の先にはいない。人の夢を笑うやつが成功するわけなんてない。

それを達成した時、果たして自分がなにを考えてどういう人間になっているか。

それが1番大切なことだと思うんだ。

それが誰かのためにサッカーをする。

その理由になっているかもしれないし、今と変わらず自分が楽しいからしているなのかもしれない。

それに正解はないんだと思う。

俺は変わりたいけど変わらないそんな自分がいい。

俺の目標は

想像される範疇の人間でいたくない。


サッカー選手なのにサッカーが上手くない。

それは果たして本当におかしいですか?

サッカーは下手くそ。

そんな俺の職業はサッカー選手じゃないかもしれない。

自分を自由にする表現者である。

笑ってくれよ。バカにしてくれよ。

そんな奴らにいや誰にも俺は負ける気はしない。

死ぬまで突き破ってやる。俺自身を。


俺がサッカーをする理由。

大好きなことで絶対に負けたくないからだ。

指を咥えてこの人すげーなーなんて絶対に思いたくないし、そう思ってる自分がいたら殴りつけてやる。

そうだろ?1番になれるのに諦める人生なんていやだろ?

だから1番になる。

それだけ。

3年前から始めたnote。

それを振り返ってみたらいつも書いてることは同じだった。

表現方法が少し違うだけ。

俺はなんにも変わっちゃいない。いや、変わらなくてよかった。

それが1番大切なことだと自分が結果を出すことでそれを証明する。

優秀選手とかどうでもいい。日本代表に選ばれなかった、それだけで死ぬほど悔しい。

なら、なるまでやるしかねーだろって。圧倒的になるしかねーだろって。

めっちゃ自分の人生だなってくらい嬉しさも悔しさも味わってるなって。

そんな悔しさが常にあるから自分に満足することなく夢を追い続けることができる。

だからこそみんなが俺と同じ夢を見てくれて一緒に一喜一憂してくれてるんだと思ってるよ。

だから俺が1番になるまでいやその先もみんな同じ船に乗ってくれよ。

本当に周りのみんなにヴィッセル神戸に関わる全ての人達に感謝しか出てこない。

みんなのおかげで今の自分がある。

いつも本当に本当にありがとう。

絶対に夢を叶える。

なぜなら、俺だから。






                 


























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