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【夢日記】嵐『きっと大丈夫』のサビが流れた途端、トレバー・バウアーと中﨑翔太が体調不良を訴えた

※全く他意は御座いませんが、嵐ファン、バウアーファン、中﨑ファンの方は、読んでいてあまり良い心地はしない夢の内容になってると思います。あらかじめご了承ください。

舞台は高校生活。昼飯の時間だった。みんな普通に弁当を食べていた。校内放送も普通にBGMが流れていた。どっかで聞いたことがあるような曲が流れていた。特にツッコミどころののない日常風景が広がっていた。

そんなほのぼのとした時間は、嵐『きっと大丈夫』にBGMが切り替わった途端、音を立てて崩れ去った。

「ラキラキベイブ仕事はラストのオーマイグルーヴ~♪」

サビと思われる箇所が流れた途端、クラスメイトのトレバー・バウアーが「〇〇〇〇!!!」(英語)と叫び始めた。

僕は英語が堪能ではない。何を言っているのか良く分からないが、身振り手振り、顔の表情を見る限り、「快・不快」で言えば間違いなく「不快」なのは伝わって来る。「喜怒哀楽」で言えば、絶対に「怒」だと言い切れる。それは誰の目にも明らかだった。

バウアーは、クラスの学級委員のKに、やはり英語で「〇〇〇〇!!!」と、何かを命令するような口調でまくし立てていた。

※Kは僕の高校時代の女子クラスメイト。別に学級委員でも何でもなかったのだが、今日の夢の世界では、クラスを取り仕切る役割を担っていたようだ。ちなみに友人関係から周りが囃し立てるような形で恋仲に発展するのだが、1週間で破局を迎えることとなる。だけど、それはまた別のお話・・・。

Kも何を言っているのかは判然としていなさそうではあったが「この BGMを早く止めてくれ!」という意思表示は伝わって来たらしい。Kは慌ててクラスの校内放送の音量を調節するツマミを「低」に合わせた。

嵐『きっと大丈夫』のBGMが止まって(正しくは流れているのだがこのクラスだけ聞こえないようにして)、静寂が流れた。しかし、依然、バウアーは癇癪を起こしている様子だ。

むしろ傍観者にとっては、BGMが止まった分、ダイレクトに怒りが入り混じった英語が聞こえて来るようになった。こう言ってはなんだが、クラス全体が「不快」の空気に満ちていた。しかし、好奇の気持ちも内在しているためか、クラスから出て行く人は誰も居なかった。

そんなことをボンヤリと思いながらクラス全体を見渡していると、ある異変に気付いた。同じくクラスメイトの中﨑翔太もまた、体調が芳しくなさそうなのである。

彼は、バウアーとは逆で、自分の不快な様子を周りに訴えかけるであったり、言葉に出して怒りをあらわにすることはなかったのではあるが、斜め下に視線を落として、自分の席の机の一点を見つめるかのごとく、ただただ、仏頂面で、静止していたのである。

一見、ただ座っているだけのようにも思われるのだが、よくよく観察してみると、正常ではないのが僕には伝わって来た。何かをグッとこらえているような。それは、バウアー同様、BGMに不快感を示したのか。それとも、バウアーの怒りの咆哮を受けて、何か、思うところがあったのか・・・。

そんなことを思案していると、あることに気付いた。そう。もしも、仮に後者、バウアーが怒っていることで体調に異変を来したのであれば、サッとクラスから出て行けば済む話ではないか、と。

そう考えれば、前者、原因はバウアーではなく、嵐『きっと大丈夫』なのではないか。なぜなら、今現在は、自分達のクラスから出れば、校内放送BGMとして鳴り響いているはずなのだから。

K「もうそろそろ、曲、終わったんじゃないかな?」

僕がおでこに皺を寄せながら中﨑翔太の体調不良の原因を探っていると、Kの声が聞こえて来た。嵐『きっと大丈夫』の曲が終われば、ツマミを戻したい。そうすれば、バウアーも元通りになるはず、そうすれば、いつもの日常に戻るはず、そんなニュアンスが読み取れた。

Kはツマミを戻した。だがしかし、聞こえて来たのは・・・。

「きっと大丈夫~♪」
「回り道もたまにはわるくな~い♪」

嵐『きっと大丈夫』は、まだ終わっていなかった。というか、これみよがしに「きっと大丈夫~♪」と、神経を逆撫でしてくるようなフレーズがクラスに鳴り響いたのである。

だが、バウアーは、平然とした様子だった。どうやら彼にとっては「ラキラキベイブ~♪」という、サビのフレーズが、お気に召さなかっただけだったらしい。

これで一安心、と、クラス中に安堵の色が広がったと思ったが、一難去ってまた一難、

中﨑「・・・大丈夫じゃないよ!」

突然、耳をつんざくような、悲鳴とも取れた大声を挙げて「ガン!」という物音とともに、席の椅子から立ち上がったのだ。

僕は事前に異変を感じ取ってはいたのだが、クラスメイトの多くは、特に気付いていなかったらしい。「バウアーの次は中﨑がおかしくなったぞ!」と言わんばかりに、好奇の目が一斉に向けられることとなった。

僕は、心の中で、今度は何が起きるのだろう・・・と身構えているところで、目が覚めた。

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