vol.8_ハレノヒ
日付は変わってしまいましたが、2024年4月1日はとても天気の良い日でした。
街には新入社員であろう、緊張と楽しみにあふれた表情がちらほら。
あぁ、なんて素敵な日なんだ。
みんなおめでとう。
そんな気持ちでした。
そんな日にわたしの考えていたことは、1年目だからこそできることってなんだろう。ということでした。
分からないことは全て聞く
1年目は分からなくて当たり前。なんでも質問できるという特権を持っています。これは2年目から使えなくなる権利だと思ってください。
超基礎的なことや、さっき言われたことも、1年目だから仕方ないから〜と教えてくれます。あ、でも、同じ質問は2回までにしましょう笑 2回目に聞くときにメモしましょう。(いや、優秀な人は1回目からメモするのか笑
一つ厳しいことを言うと、何が分からないか分からないと質問もできません。これを質問力と言いますが、トンチンカンな質問はお互いに困るだけですので、1年目で質問力も身につけましょうね。
手っ取り早いのは本を読むことですが、時間がない人は人に聞く前に、①何をしたいのか、②その上で何が分からないのか、③自分で試した解決策は何か、くらいは整理してから聞きにいきましょう。
そして、なんだから分からないけど大丈夫というのは危険なので、1年目のうちに細かい部分まで理解できるよう質問の虫になってください。
なんでもやりますの精神
これやってくれない?
今日一緒にご飯でもどう?
1年目でも徐々にお願い事をされたり、たまには飲み会に誘われたりするかもしれません。
基本的に「是非やらせてください!」「是非行かせてください!」と答えた方が一般的には良いです。多様性の時代と言われ、周りの人もあなたに人一倍気を遣っています。パワハラにならないか、セクハラにならないか、その上で声をかけてくれるのであれば、快諾をすることで人間関係を築くことができるでしょう。
業務時間外だとしても、上司や仲間と同じ時間を過ごすことには価値があります。ただ、本当にパワハラ/セクハラの場合は周りの人や親、友人に相談してください。犯罪です。
1年目で色々断ると、今後何もお願いされない、誘われない可能性があります。もちろん、最初から一匹狼キャラを確立したい方はそれでもよろしいのですが、組織に一匹狼は不要なのです。いくら仕事ができても、チームで動けない人はとても扱いづらいです。
YESマンになれ、
とまでは言いませんが、いつもとの自分とは少し違った選択をしてみてはいかがですか。
だけど頑張りすぎない
と、ここまで体育会系営業マンチックなことを書いてしまいましたが、頑張りすぎは禁物です。1日の終わりに、振り返りをしましょう。通勤が長い人は帰りの電車でも良いかもしれません。
ちょっと無理してたな、お願いされた仕事全部受けたけど現実的に終わるか分からないな、などなど、不安がたくさん出てくるかもしれません。その場合は次の日の朝にでも正直に周りの人(上司や仲間)に言いましょう。
「やっぱ無理です!」も1年目ならある程度許されます。仕事は失敗してなんぼですが、あなたの人生がめちゃくちゃにされるのはNGです。毎日晩御飯作らなくても、たまにはコンビニや外食でも良いのです。
仕事はもちろん頑張るけれど、自分の人生という大枠で考えたときに幸せかどうかを日々リフレクションしてみてください。今は頑張りどきと思うならギアをあげて、息が詰まってしまったときは小さな幸せを探してみてください。
終わりに
ハレノヒの由来を知っていますか。日本の伝統的な世界観で、非日常を"ハレ"、日常を"ケ"と呼ぶのだそうです。
今日から新しく何かが始まるあなたは、間違いなく非日常なハレノヒを過ごしたと思います。よく頑張りましたね。今日を過ごしただけでとってもえらいと思います。
明日が来るのは楽しみですか?世の中には、明日が来るのを楽しみにしている人も結構いるんだなって最近思います。それだけで幸せだと思います。生きてるって感じ。
明日もあなたにとって幸せな一日になりますように。
おわり
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