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2024.05.11 わたしは木になりたい

ぼくは木が好きだ。
数年前、仕事やプライベートで疲労し切っていた時には自然と森に足が向かっていた。
ようやっと仕事を辞めた時には、ほぼ毎日のように森に向かい、ただ歩いていた。
そして今はその森の近くに暮らしている。

森の、木のどこが好きなんだろう。
なぜこんなに魅かれるのだろう。

きっと、「何も言わない」ところが好きなんだと思う。
何も言わずに、ただそこに「いる」。
それがぼくに安心感をもたらす。
勝手にぼくの中で何かが蠢き出す。

ぼくは木になって、
森のような空間を作りたい。

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