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2024.04.23

少し前から、寺田本家さんの「醍醐のしずく」というお酒を愛飲している。
(愛飲ってすごい字面だな)
豊かな菌のおかげで便通は絶好調、心なしかお肌もツヤツヤしてきた気がする。

ぼくはお酒に弱いので、毎晩お猪口で一杯だけ。
先日、二本目の「醍醐のしずく」が届き、いそいそと開封し、くぴっと飲む。
「むむ、一本目と味が違う!」
今回のモノは、フルーティーでより飲みやすい。
飲み込んだ後に口中に広がるアルコールの感じが殆どない。(お酒が弱い人は苦手なんですよ、あの感じ)
自分史上最高に美味しいお酒だ。

造られた時期によって味が変わるお酒。
商品として販売するからには品質の均一化が求められ、それを提供することが当たり前。という前提がある社会。
「醍醐のしずく」はそんな前提をモノともせず、「生きてるってのはそれぞれ違うのが当たり前!」と力強く宣言し、身体にその精神をやさしく染み込ませてくれる。

人は根底では「それぞれ違って当たり前」という想いをもっていながら、システムの中に組み込まれると、人間という生き物にも均質化を求めてしまうところがある。そしてお互い疲弊し合う。
なんと酷なことよ。。。

しかし、「醍醐のしずく」には、正気に戻してくれる力がある。
力がある。というよりそういう在り方だ。というべきか。
いやぁ、素晴らしいお酒だ。

ちなみに、同じく寺田本家さんが造っている「発芽玄米酒むすひ」というお酒がある。
さらにハッキリとわかりやすく一本ずつ味わいが違う(らしい)。
ぼくにはまだ、その個性に向き合う覚悟がない。笑

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