イールドワークによって直感を信頼していないことに気づく
先日、イールドワークのWSの振り返りをしていて気づいたことがある。
ノートには、走り書きでこんなことが記してあった。
「触れたくなったけど触れにくい時は、空間からアプローチする」
イールドワークのセッションでは、プラクティショナーがクライアントの身体に軽く触れることがある。
触れる部位や触れ方、タイミングに決まりはなく、その場の流れでなんとなくで決まる。
頭の中で「さっきこうしたから、次はこうだな。」とか、「今こんな感じだからここに触れよう」などと考えて行動に移すわけではない。
練習では近くにテーマを持って行うが、その時でさえ練習したいことができるとは限らない。
セッション中の行動の意味は、あとからやってくる。
冒頭の話に戻る。
「触れたくなったけど触れにくい時は、空間からアプローチする」。
ワークショップ中は、何気なく「そりゃそうよね」と思って聞いていたが、振り返りをしていてふと気付いた。
「あれ?ぼく、これやってなくね?」
ぼくの場合は、
「触れたくなったけど触れにくい時は、やめる」なのだ。
触れにくい時は、空間からアプローチする。というのは、ひとつのやり方で違う感じがしたら他の方法を試してみる。ということだ。
一方、ぼくのパターンは、ひとつのやり方で違う感じがしたら、その行為自体をやめてしまう。
なにが決定的に違うかというと、
「直感を信頼しているかどうか」。
信頼しているから、いろんな方法を試せる。
信頼していないから(しきれていないから)、一つの方法で「あれ?違った?」と日和ってしまう。
ぼくの場合、セッション中に限らず日常生活でもこういうところがある。
口では「直感を信じて」と言っていても、行動を少し細かくみてみると違っていることに気づく。
「直感を信じよう」と唱え続けても信じられるものではなく、きっと経験の積み重ねが必要だ。
うしろからやってくるものにひらく体験を何度も。
こういうことがあからさまになるから、イールドワークは面白いんだよな。
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