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昼間に見る鹿は神々しい

「鹿を見たらnoteを書く」というマイルールがある。

前回の投稿から早数ヶ月。

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同時に3頭の鹿を見たり、

穴熊を見たり、

家の中にはたくさんの虫たちが出入りし始めたり。

(虫が苦手な友人のためにも、どんな虫が出てきたかは伏せておく。)

いろんな生命体に出会ったけれど、なかなか筆が進まず、

日々を記録することを怠っていた。


ところが先日、田んぼを観察していると、出会ってしまったのだ。

昼間なのに。


昼間なのに。


昼間なのに。


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それは、立派なツノに生えた成人の鹿だ。


鹿は臆病な生き物なので、日中ほとんど見かけることがない。

たいてい出会うのは夜。それでもこちらに気付くとすぐ森の中に逃げてゆく。


この日は偶然にも、鹿のご飯タイム。

わたしに気付き、何度も目が合うが、

この距離だと近づけないだろう、と高を括っているのか、

よっぽどお腹が減っているのか、

むしゃむしゃと葉っぱを食べ続けていた。


ここに住んでいると、家のすぐそばに無料の動物園&昆虫館が

併設されているのか?と錯覚してしまう。

田んぼにはカエル、カニ、ゲンゴロウ、アメンボ。

この前モグラも見た。

畑には鳥、芋虫、蝶々、蜂、カメムシ、トンボ、etc。


多種多様な生命体が、それぞれのペースで生きている。

そんな至極当たり前なことが、とてつもなく美しく、尊いように思える。


私もそんな大自然の一部として、すこやかに生きていけたら、と思う。


本当、身の回りに溢れる生命を見るたびに、

ちっぽけなことで悩んでいるなんて、時間の無駄だなぁ、と。


「悩んでいる暇があれば、今を生きろ」


そんなことをありのままの自然たちは伝えてくれているような気がする。



さて、最近の田んぼ事情を少し。

(畑は諸々作業が追いつかず、自然栽培と言えば聞こえは良いが

実際は放任栽培。。)


6月中旬、梅雨の晴れ間に、家族や友人たちが集まり、田植えを実施。


それまでに、柵を立てたり、田起こしをしたり、畦塗りをしたり、

代掻きをしたり。

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初めての田んぼ作業に右往左往、四苦八苦しながらも

なんとかこの日を迎えることができた。


ちなみに我が集落の人たちは何十年も米を作り続けているベテラン揃い。

私たちが不慣れな様子で代掻きをしていると、

どこからともなく近所の人たちが軽トラで見にきてくれて、

代掻きのアドバイスをくれたり、

畔から水が漏れていると相談すると、わざわざ田んぼを見に行ってくれて

対処方法を一緒に考えてくれたり。

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昔ながらの除草機の道具だって貸してくれた。

私たちは田舎ならではの「優しいおせっかい」に支えられている。


さて、田植え当日は、大人12名、子供4名の大所帯。

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何せ初めての作業なので要領が悪かったり、

予想していた時間より2時間も長引いたり、

苗がわずかに足りなかったり。

たくさんの改善点が見つかった第一回目の田植えだった。

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それでも、田んぼに浸かって遊ぶ子どもたちや、

日焼け止め代わりに身体中に泥を塗りたくる大人たちに囲まれて、

とても楽しい1日を過ごすことができた。

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ちなみに足元は靴下、日焼け止めは泥、というのが

今のところ田植えをする上での最適解のようなので、

私も来年は泥を塗りたくりたいと思う。


これからしばらくは、チェーン除草機や田車での除草作業が続く。

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自家製のチェーン除草機は、チェーンの上部を番線にして軽量化。


田車より、チェーン除草機のほうが作業時間が圧倒的に短くできるので、

うまくいくといいな。


10月の収穫まで、行き当たりばったり(行き当たりバッチリになるか!?)な

田んぼ作業はつづく。。


PS.田んぼのお手伝いは随時募集してますので、お気軽にご連絡を〜!


いつも読んで頂きありがとうございます!最大限の愛を❣️