マガジンのカバー画像

エッセイ

17
毎日どうでもいいことをうじうじ考えている人間っているんですね。そんな人がその日の気分でしたためた浮き沈み激しいエッセイ集です。
運営しているクリエイター

記事一覧

【エッセイ】幸福についての省察

幸福とは、他者からその生を十分に承認されていることだと思います。 幸福の反対は不幸で、じ…

6

【エッセイ】エッセイは難しい

今日も僕はネタがなくて困っている。かれこれ二週間ほど今のスケジュール(分からない方はこち…

1

【エッセイ】音楽と思い出

僕は散歩中によく音楽を聴く。新しい音楽を開拓したり、開拓したアーティストを聴き込む時間に…

14

【エッセイ】自己に関する省察

人が自己のままに生きることのできる場所はそう多くない。殆ど全ての場所で誰もが社会的役割を…

2

【エッセイ】夜空

思いつめた時、考えてしまう癖がある。自分を責めることもあるし、もちろん誰かを責めることだ…

6

【エッセイ】性悪説

僕は馴れ合いが嫌いだ。その中にいると、なんとなく気持ち悪くて、頭の中がぼうっとしてきて、…

6

【エッセイ】幸せはそこにある

今日はついてない日だった。 帰省から帰ってきたんだけれど、まあ、まず寂しい。 それだけでも憂鬱なのに、駅に着いて新幹線の切符を買おうと思ったら、大行列。 自由席を買って乗車するも、台風で遅延。 おまけにスマホの充電は切れるし、挙句充電器を家に忘れる始末。 かと思ったら、大宮駅に到着後、川越線が運転見合わせで、バスに乗ることに。 駅員さんに西口4って教えてもらったけれど、分からん。 バスはいずこ。ウェアイズアバス。 試しに外に出てみたら、帰宅難民で溢れている。 タクシーもバス

【エッセイ】適応と恭順

「住めば都」というよく知られたことわざがある。 これは「どんなに辺鄙なところでも住んでい…

1

【エッセイ】ちっぽけな存在

私が最初に死の恐怖にあてられたのは19歳の冬だった。 当時浪人生活を送っていた私は気晴らし…

4

【エッセイ】おもいやり

朝、電車に乗った。土曜の朝だった。だからか、車内は平日ほど混雑していなかった。それでも、…

3

【エッセイ】ポーカーフェイス社会

人の表情というものは実に感情をよく表すものだとされる。 それ故に、ポーカーフェイスは感情…

8

【エッセイ】入浴カタルシス

朝はやはりシャワーに限る。 いつかの冬、寒さに耐えながら、ストーブの前でちまちまと着替え…

2

【エッセイ】すれちがい

知り合いと目が合うと、そんなに親しくなくても、「ああ、挨拶をせねば」という気持ちに駆られ…

9

【エッセイ】早起き

早起きが苦手だ。 何もない日なら夜は3時くらいまでYouTubeやまとめサイトを漁っちゃうし、その所為で起床は平気で10時を過ぎてしまう。 昔から寝るのがなんか時間を無駄にしているような感覚がして、不安になり、つい夜更かしをしてしまう、完全な夜型の人間だった。 そんな私でも早起きに憧れていないわけではない。 朝早く起きることができた時のあのボーナス感は流石に嬉しい。 そういう日は心なしか体もシャキッとしてきて、柄にもなくランニングに出かけたり、お洒落な喫茶店でコー