ジャッジ思考の注意点

「人事」という仕事は「ヒトのコト」と書きます。じゃあ、自分はヒトのコト、どれだけ知ってるんだろ。ヒトってどんな時に頑張れるんだろか、そんなことを考えていたらやっぱり人間関係、つまりコミュニケーションに行き着きました。

そこから社内でコミュニケーションに関する連載を配信し始めたのでその内容をこちらにも展開していきます!

今回のテーマは「ジャッジ(=決め付け)」です。

ジャッジとは、
「自分の過去の経験や価値観に基づく思い込み」のことです。

例えば、
「あの人は嫌な人に違いない!」
「厳しくしないと部下になめられる」
「一人っ子は甘やかされている」    などなど…。

皆さんはいくつのジャッジをお持ちですか?

イメージしづらいという方は

どんなタイプの人に対し、どんな感情が湧いてくるかを
考えてみるとイメージしやすくなります。

例)保守的な人に対し、つまらない人だと思ってしまう
→「新しいことにチャレンジすべきだ」
  というジャッジを相手にも無意識に押し付けている。

ジャッジを持つことによる弊害

では、自分の中での思い込みがたくさんあるとどのような
弊害があるのでしょうか??
それは、「無意識に誰かを傷つける」可能性があることです。

例えば、いつもニコニコしていて人が良さそうな後輩がいたとします。
仕事もそつなくこなすし、特に欠点もない。

そんな後輩に対し、
「○○さんって苦労したことないでしょ。
どうせ甘やかされて育ったんでしょー笑」

と冗談で言ってしまった。
でも実は後輩は家庭に問題を抱えていて、
あえてのその心の闇を抑えて過ごしていた。

この場合、発言者に悪意はなくても、
言われた後輩は「あの人何もわかってないくせに」と
発言者から遠のいてしまうかもしれません。
一回遠のいてしまうと人は中々戻ってきません。

では、例えば、

「私ってほんとにだめな人間なんですよね~」

という発言は無意識に誰を傷つける可能性があると思いますか?
実は自分の周りのとても大切な人を傷つけているかもしれません。

その答えは次回の配信で皆さんとシェアしたいと思います!
是非一度考えてみてください!

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