自分って何者なんだろう？

22年間生きてきて、未だに自分のことはさっぱりわからない。

自分は一体何に喜びを感じる人間なのだろうか？

自分は何を嫌がる人間なのだろうか？

自分はやりたいことは何なのだろうか？

さっぱりわからない。

多分他の人よりも理解していないと思う。

今までは他の誰かが歩んできたような道、レールの上、レールの近くをただ通ってきただけだから。

自分で何かを決断したことがない。

決断することに恐れを抱いている。

そりゃ決断しないで人が決めた人生を生きていくのが一番簡単だ。

ただ敷いてあるレールの上を歩き、たまにそのレール自体の愚痴を言い、でも結局はレールの存在に感謝する。

これが今まで自分が生きてきた生き方だ。

だから自分で決めた経験がない。

だから自分がする決断に自身がない。

だから経験ができない。

だからやりたいことや自分自身を見つけることができない。

結局このループの繰り返しだ。

これに最初に気が付いた時、

初めて自分の過去を後悔した。

初めて死にたいと感じた。

でも死ぬことはできなかった。

どんなに自分のことが嫌いでも、どんなに自分の過去を変えたいと思っても、変えられるのはこれからの未来しかない。

死ぬことは過去も未来も奪ってしまう行為だ。

自分を信用することができなくなったことにより、弊害は多くなった。

自分が嫌だなと思っていることも可能性を捨てきれない。

自分が良いなと思っていることも実現できない。

自分が好きだなと思っている人も実は嫌いなのかもしれない。

もう何が何だかわからない。

自分って一体誰なんだろう？

辛い。

苦しい。

生きていたくない。

でも死ねない。

死ぬことだけは体が拒否するように設計されている。

人生で一番苦しい時だけど、

でも人生で一番変われる時なのかもしれない。

厚かましいお願いになるけれど、

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人が一人子供から大人になる瞬間を見ることができます。

さあ、頑張ろう！今日も、明日も。