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理性の限界

選択の限界 民主的な決定手段として多用されている投票方式が いかに民主主義に反しているのか理解できた。 アメリカやフランスの大統領選挙においても矛盾が 生じていることに驚愕した。 「パウロスの全員当選モデル」は投票方式の違いで 当選者が異なる例を示していて面白かった。 現実の社会では、各投票方式を全て試したのちに最 良の選択を模索してから決定するだけの手間と時間 はかけられない。しかし、選択の結果が芳しくない 時、決断した人間が、民意の総意に基

    • 東大生の論理

      図式化し状況を整理する意義がわかった。 理性的でない人間は、問題に対して自分の固定観念に基づいて思考を始め、終始自己の倫理観のみに捉われがちである。しかしより良い選択肢を模索するために、状況を客観視して整理する行為が重要だと感じた。 大抵の人間は、決断の道徳性を優先してしまいがちだが、倫理に基づく決断が必ずしも全員に幸福をもたらすとは限らない。 そもそも倫理観は人それぞれで異なるため、一つの決断に対しては賛否両論が必ず生じる。 ならば初めから倫理的視点を排除し、最も利益を生

    理性の限界