岩城博之

ブランディングコンサルタント。(株)流義 代表取締役。理念やブランディングに関する講演…

岩城博之

ブランディングコンサルタント。(株)流義 代表取締役。理念やブランディングに関する講演やセミナーは年間200回以上。企業様への理念構築ブランディングを行っている。また創業10年以上のリブランディング(ブランドの見直し)も得意としロゴ、ホームページの制作なども手がける

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ひとり会社でも熱狂的なファンが生まれるブランディング

ひとりの会社でも熱狂的なファンを生むブランディングはできます。順序さえ合っていれば必ず実現できます。 はじめまして、ブランディングコンサルタントの岩城博之(いわきひろゆき)と申します。株式会社ロジカルマネジメントの代表取締役をしております。 ブランディングは単なる規模の拡大でなく、熱狂的なファンが生まれることが大切だと考えています。それを実現するお手伝いをしております。 僕の仕事は2つ。 メイン事業は中小企業様をブランド化するお手伝いをしております。いわゆるコンサルタン

    • 大人の言うことなんて聞いたらいけない

      「大人の言うことなんてまともに聞いちゃダメだよ」 毎年大学生向けに何度か講義をさせていただく機会があります。その際にいつもこのメッセージを送っています。 僕も含めた大人たちは自分の経験値の中でしか答えを持っていない。自分が安定した人生で幸せを感じたからそれが正解だと言う人がいれば、安定を求めていたらつまらない人生になってしまったからとにかく挑戦しろと言う人もいます。 だから大人の言うことを鵜呑みにしてはいけません。僕のことも含めて。もちろん参考にはなるでしょうから、ひと

      • 世界観だけが圧倒的な価値を生む

        あなただけの世界観をひと言でいうと何という言葉になりますか。約15文字くらいにするとしたらどのような表現になるでしょうか。 世界観とは3つから構成されていると僕は考えています。 それは『経験・理論・哲学』です。この3つがキチンと整理されており言葉と行動、身なり、立ち居振る舞いが一貫していることで独自の世界観が生まれます。 順番にご説明致します。 まずは経験値。どの業界や分野でも経験値はとても重要です。経験しなければ気付けないことがたくさんあります。勉強しながら色々と経

        • 今の若者は答えを知りすぎている

          今の時代、手元のスマホで調べると何でも、すぐに答えがわかります。 僕が48歳ですが20歳の頃はもちろんスマホもなかったので今と比較すると情報量が圧倒的に少なかった時代です。何かの答えを知りたくてもどこでどのように調べたらいいのかすら分からない。 しかし今の若者たちはなんでも答えを知っています。信憑性や精度はともかくインターネット上に答えがたくさん落ちているのでそれらをキャッチすることに長けています。だからすごく物知りなんですね。 しかし人って見てしまったり知ってしまうと

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        ひとり会社でも熱狂的なファンが生まれるブランディング

          綺麗なものは東京に、美しいものは田舎にある

          ぼくの地元は四国の愛媛県です。 毎月半分以上は東京で仕事しています。 愛知と間違えられることがあるため『四国の』と前置きする自己紹介がすっかり板についてきました。 都会と田舎を行ったり来たりしていると色々と見えてきます。 東京は何でも揃っているし洗練されています。東京には「すごいなぁ」と感心させられるものがたくさんあります。しかし感動するものにはほとんど出会えません。 感動は田舎にある 『感心』とはすごいと感じるもの。『感動』とは言葉で表現できないほどに心に響くこ

          綺麗なものは東京に、美しいものは田舎にある

          コミュニケーションのプロが大切にしていること

          あの人にはついつい色々としゃべってしまう、という経験はございませんか。 結論から申し上げるとそういう人には『承認と共感』がたくさんあるからです。 承認とは「あなたのことを認めています」ということですが、コミュニケーションの上手な人は常に承認してくれているので安心して色々としゃべってしまいます。 逆にこちらの意見を否定する人との会話はまったく弾まないはずです。それどころか会話したくなくなります。 まずは受け入れる、受け止めることが大切だということなのですね。 そして聴

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          すべてにおいて美しさを大切にする

          「美しさ」については大昔から世界中で議論され続けています。何が美しいのか、何を美しいとするのか。もちろん今も明確な答えは見つかっていません。こういった答えのないものやすぐに答えの出ないものほど大切だなあといつも思います。 しかし裏を返せばぼんやりしているからこそ、大切とわかっていても大切にできていないものともいえます。 だからこそですが、自分の中でひとつの答えを持つ必要があると考えています 自分の中でひとつの答えを持つ 例えば「美しさ」について。自分の中で何を美しいと

          すべてにおいて美しさを大切にする

          惹きつける魅力をもつ人の共通点

          憧れている俳優さんはいますか。 マンガや小説、映画の主人公に憧れたことはございませんか。 人が魅力を感じるマンガや小説の主人公には共通しているものがあります。 それは『哲学をもっている』ということです。 正義とは何か。正しさとは何か。美しさとは何か。 自分の中での『答え』をもっています。それを迷うことなく貫いています。あるいは、本当にそれで合っているのか悩みながら、葛藤しながら進んでいます。 「正義とはこうあるべきだ」と強く信念をもって進む、その迷いのない心に触れて

          惹きつける魅力をもつ人の共通点

          本当に大切なことは矛盾している

          人生で大切なことはたった二つだと考えています。 ・自分の軸からブレないこと ・常に自分を捨てて相手目線になること この二つさえちゃんとできていれば人生で起こるほとんどのことがスムーズになるはずです。 しかしこの時点で矛盾が生まれています。 自分をもつことと自分を捨てること。 どっちが大事なんですか、と聞かれても困ったことにどっちも大事なんですとしか答えられません。じゃあどっちに重点を置けばいいですかと聞かれてもどっちも同じくらい大事としか答えようがありません。 自

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          本当に大切なことはすべて効率が悪い

          タイパやコスパも大事ですし、効率を追求することはぼくも好きなのでいつも最適解を考えています。しかし不思議なことに、本当に大切なことほどタイパやコスパを追求することができないんですよね。 本当に大切なことはすごく手間ひまが必要ですし時間がかかります。少しづつ、ゆっくりでしか形になりません。 究極に効率の悪いアクション 先日、高3の息子が妻の手作り弁当を忘れて登校してしまいました。 学校近くのコンビニで何か買うだろうと妻は呆れ気味。学校まで届けるとなると渋滞している時間帯な

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          光り輝いてる人

          輝いている人は素敵です。 輝いている人とは、自分の素晴らしさや美しさを深く理解しており、それを大切にしている人のことだと思っています。『自分らしさ』を大切にしているとも言えるでしょうか。 そしてその『らしさ』も自分勝手なわがままなものではなく、周りにいい影響を与えている『らしさ』がぼくは素敵だなと感じます。 輝くための3つの条件 輝きとはこの3つが整っていることだとぼくは考えています。 ・自分らしさが分かっている ・らしさで輝いている ・そのらしさが誰かのためになっ

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          ルイ・ヴィトンが150年以上も支持される理由

          ぼくはバズらないように日々注意をしています。物珍しさだけで一時的に流行ってしまったものは必ず廃れていき、消えてしまうからです。 今回お伝えしたいのはそういった一時的な流行ではなく、長期的にトレンドを生み続けるブランドになるためには何が必要かについてお伝えできればと思います。 バズっても消えない人たちバズってしまうと必ず飽きられる瞬間がきます。しかし世の中には定期的にバズっているブランドがあります。 一瞬だけバズるといえばYouTuberやお笑い芸人の一発屋とかがわかりや

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          人間の苦しみは『比較』から生まれる

          世の中は比較でできています。 周りと比較して今の自分の立ち位置を確認する。 誰かと比較して今の自分のレベルを認識する。 しかし人間の苦しみを生み出しているものはすべて『比較』です。 誰かと比較するから自信を失くしていくし、誰かと比較をされることで苦しくなります。 日本だと子供の頃からずっと比較される教育なのでいきなり比較から逃れようとしてもなかなか難しいと思います。 テストの点数や数字で比較したほうがわかりやすいからそれで優劣評価をされていますがそもそも人間の魅力なん

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          一人ひとりに合わせたコミュニケーションをとる

          コミュニケーションで大切なことは一人ひとりに合わせること。そんなことは当たり前なのですがしかし、これが意外に難しいんですよね。ぼくも過去には大きな勘違いをしていました。 『自分が嬉しいことは相手も絶対に嬉しいはず』という勘違いです。 一人ひとり性格も違えば志向も違う。自分が嬉しいからといって相手も必ず嬉しいかというとそんなわけはありません。 例えばモチベーション。 まだ誰もやったことがないことやみんながチャレンジしてるけどうまくいかないという仕事に、ぼくのモチベーション

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          死んだ弟を想う

          昨日9月19日は親友のような存在だった3歳年下の弟の命日。 4年前、バイク事故であっさりと死んでしまいました。40歳で。 友の模範となるように、友範(とものり)と名付けたと両親からずっと昔に聞いたことがあります。 大切な存在を亡くしてすぐだとつい色々と考えてしまうものです。特に夜になると。ぼーっと考えながら何気なく目の前にあった紙に、そこに転がっていたペンを手に取り弟の名前を書いたことがありました。 特に何か意味があって書いたわけではなかったんです。なんとなくでした。そ

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          理想の反対は全て妥協

          理想の反対は現実、ではないとぼくは考えています。理想の反対は全て妥協ではないかと思います。 まあここまででいいや、周りもそう言ってるから無理かもしれない。こういったものは全て妥協ではないでしょうか。 理想というのは『こうだったらいいな』とか『こうなりたい』『こうありたい』という実現できるかどうか分からないものです。実現できれば嬉しいですが、追っても追っても達成できないかもしれない。 ぼくはこう考えています。理想とは実現するためにあるのではなく、追求するためにあるのだと。

          理想の反対は全て妥協