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【ついに発表!!】Sony α7SⅢが公式発表されました。/私の求めていたカメラがついにキタ!!

こんにちは。リューヤです。

α7S Ⅲが正式発表された話。

7月28日23時から海外でソニー α7SⅢの発表会があり、正式に発表されました。
29日13時からは日本でも発表されました。
ほぼ、リーク情報通りでしたが中身の濃い発表会だったと思います。
以下↓発表会の動画が見れます。

まずは発売時期から。

α7S Ⅲは8月4日10時より先行予約開始です。
発売日10月9日です。発売日まで時間があるので買うか買わないか悩めますね。

価格は、正式な値段が出てないですが予想販売価格が¥409,000からとなってます。α7SⅡの初値が税抜き42万だったので価格で見ればなかなか良い値段です。

α7S Ⅲの詳細スペック。

本体名:SONY α7S Ⅲ/ILCE-7SM3
センサー:新開発裏面照射型フルサイズセンサー with Exmor R CMOS Sensor
有効画素数:1,210万画素
常用ISO感度:〈写真〉100〜102,400〈動画〉100〜102,400
拡張ISO感度:〈写真〉40〜409,600 〈動画〉80〜409,600
ダイナミックレンジ:15+stop
画像処理エンジン:新開発 BIONZ XRを2基搭載
AFシステム:
・動画及び写真にて利用可能な「リアルタイム瞳AF」、「リアルタイムトラッキングAF」を搭載
・像面位相差AFに対応し、759点位相差検出AF+425点コントラスト検出AFを搭載
動画撮影機能:
4K120p 4:2:2 10bit内部収録対応
4K60p 4:2:2 10bitクロップなしの全画素読み出しに対応
・「S&Qモード」で最大240fps(※1)のスローモーション撮影に対応
・高度な編集が可能になる「4K60p 16bit RAW出力」に対応
・高画質な記録モード「All-Intra」に対応
・圧縮率を高めたコーデック 「MPEG-H HEVC/H.265」に対応
・オートホワイトバランスの進化による「可視光+IRセンサー」を搭載
・PP対応、S-Log 3撮影時は拡張ISO160からの使用が可能
・HLG記録にも対応した4:2:2 10bit記録
全フォーマットにおいて4:2:2 10bit が収録可能
・5軸/5.5段分のボディ内手ぶれ補正に加えて「アクティブモード」手ぶれ補正に対応
動画撮影中ホワイトバランスが変更可能
・高音質記録が可能なデジタルインターフェイスシューに対応
・撮影時間に縛られない無制限記録が可能、4K60p 4:2:2 10bitで1時間以上の撮影に耐えうる新開発の放熱構造採用
写真撮影機能:
・有効画素数1,210万画素の高感度、低照度による高画質写真が撮影可能
・高圧縮かつ高画質な写真フォーマット「HEIF」に対応
・HLG静止画に対応
・ユーザーの好みの色に仕上げることができるルック「クリエイティブルック」を搭載
・階調豊かな16bit画像処理/14bit RAW出力に対応
ファインダー:世界最高峰の944万ドットに対応したOLEDファインダーを搭載
モニター:144万ドットの3インチタッチパネル液晶を、バリアングルで対応
カードスロット:CF-Express Type A/SD-UHSⅡの両方に対応するデュアルスロットを搭載
バッテリー:Zバッテリー、USB-Cによる高速充電/給電に対応する「USB PD(Power Delivery)」に対応
外部インターフェイス:
MULTI/MicroUSB×1
PD対応USB3.2-C×1
HDMI-Type A(フルサイズのHDMI)×1
イヤホンジャック(3.5mm ステレオ)
マイクジャック(3.5mm ステレオ)
重量:699㌘

↑以上がα7S Ⅲのスペックでした。

ざっとではありますが、書き出してみました。こう見るとほんとに動画機だなって思います。

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α7S Ⅲの個人的に気になるところ。

私は今年中にソニーから動画に特化したカメラが出なかったらFujiのX-T4を買うと決めてましたが、念願通りついに求めていたカメラが出ました。
なので、もちろんではありますがα7SⅢを買おうと思います

そこで個人的気になったポイントを書いていこう思います。
まずは動画の記録画質とフレームレート。

α7S Ⅲでは、4K120p 4:2:2 10bit内部収録に対応します。
噂では、4K60p 10bit までが内部収録で、4K120pは外部収録になるのでは?と言われていましたが正式に内部収録で4K120pに対応したので嬉しい点です。
今現状、4K120pに内部で対応している一眼カメラは私が知る上ではCanon EOS R5,Sony α7SⅢの二機種しかありません。しかもEOS R5は音声記録なし、7分29秒の時間制限があるのに対して、α7SⅢは音声記録可能かつ30分までの録画ができます。
なのでα7SⅢはスローを多様する人によってほんとに嬉しい機能だと思います。

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4K60p 4:2:2 10bitを時間無制限かつオーバーヒートなしで1時間は撮影できます。
これが凄いです。情報量の多い4:2:2 10bitという形式を使いながら1時間の連続撮影に成功したというのでほんとにありがたいです。
設定を落とせば4K60pでも2時間弱は余裕でRECできるというのでほんとに素晴らしいです。

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拡張領域のISOでS-Logが使える!!
S-Log 3使用時は拡張ISO160と幅広い感度でLog撮影できるのだからほんとに凄いです。

そしてαシリーズ初の4K60p 16bit RAW出力対応!!

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HDMI(フルサイズのHDMI)端子による外部出力を介してRAWによる映像収録が可能になります。
16bit RAW出力は一眼カメラの中ではα7SⅢです。将来性も考えてRAWで撮ってみたいのでありがたいです。
HDMI端子がフルサイズのモノになったのも信頼性があって良いです。MicroHDMIだとどうしても端子部分が細く、すぐに壊れそうな感じなので標準サイズのHDMIを搭載したのは流石、動画機といったところでしょうか。

音声にも強いα7S Ⅲ!!
αの魅力の一つが音声記録もしっかりできること。他社メーカーでは内蔵マイク含めて音声に弱いのが弱点ですが、αは音声記録にも力を入れています。
α7S Ⅲでは、マイクジャックに加えてマルチインターフェイスシューによる音声記録にも対応しています。

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α7SⅢのマルチインターフェイスシューはデジタルのため、高音質で記録できます。さらにαとして初めてデジタルの4ch同時記録24bitの高音質で記録できます。
私がαを選ぶ理由の一つに音声記録にも強いというのがあります。CanonやFujifilmのカメラは音声に弱いイメージがあります。しかしソニーは内蔵マイクやインターフェイスシューを使った音声記録、インターフェイスシュー対応のマイクロホンなど音声機器のアクセサリーも充実していることからαは音声記録にも強いというイメージがあり、αを選んでいます。

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メニューが新しくなりました。そしてタッチパネルよる操作が可能に。
α7シリーズで初めてメニューが一新され、メニュー画面及びファンクションメニューでのタッチ操作が可能になりました。
αユーザーの中ではメニューが使いにくい、タッチできないみたいなことで騒がれていましたがようやくαでもメニュー画面でタッチできるようになって操作性が格段に上がりました
個人的にはα7Ⅲみたいなメニューも悪くはなかったですが、メニューが一新されより使いやすくなったので、ジンバル運用でもタッチで設定変更できるのでそこはありがたいです。
再生画面でもタッチによる操作が可能で、動画の再生や素材のページ送り、静止画の拡大などタッチ対応だけで非常に嬉しいです。

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ボディがα7R Ⅳベース
ボディはα7R Ⅳがベースになってます。そのため、フルサイズミラーレスの中では比較的コンパクトかつ軽量です。Lumix S1Hを触った時、フルサイズミラーレスとは程遠い重さと大きさで私の運用用途にふさわしくないと思いました。しかし、α7R Ⅳはちょうど良い大きさと重さ、RⅢから改善されたグリップと持った時に非常に欲しくなりました。

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動作レスポンスも良く、キビキビ動くのでα7S Ⅲの動画スペックがこのボディに収まるなんて本当に奇跡としか言いようがないです。
おそらく動画スペックが非常に高いカメラの中ではα7S Ⅲが最軽量かつ最小ボディだと思います。
GH5/5Sとも比べて一回り大きいぐらいでそんなに大差ないのが驚きです。
毎日持ち歩いて何かを撮りたいそんな動画カメラです。

バッテリーがZバッテリーになり、PD対応しました。
α7S Ⅱから大きく進化した一つに、バッテリーが大容量化したこと。ボディがα7R ⅣベースなのでバッテリーがZバッテリーになることは予想してましたが、まさかのPD対応という地味に嬉しいポイントが。
PD対応ということは、大容量のバッテリーを短時間でかつ高速に充電、給電できるので動画を撮る私からしたら非常に嬉しいポイントです。

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AF(オートフォーカス)が今現在、最強なカメラ
AFもα7SⅡから非常に進化しており、AFはα7R Ⅳを凌ぐ性能になっています。
高速なAFに加えて、リアルタイムトラッキングAFリアルタイム瞳AFが動画でも動作するのでジンバル運用ではもってこいの性能です。

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次世代メディアにも対応したデュアルスロット
α7S Ⅲは従来のSDXC UHS-Ⅱ規格のカードに加えて、世界で初めてCF ExpressType-Aというメディアにも対応します。サイズもSDカードよりちょっと小さく、転送速度が速いのが売りです。CF ExpressNVMe規格のカードのためSSDクラスの転送速度でビットレートの高い動画フォーマットでも安定して動作します。
将来性のあるカードのため、気になってます。(見た目ではNintendo Switchのゲームソフトのメディアに近いです。)

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悪い所も紹介する(アップデートの期待を込めて)。

私が気になる部分を紹介しましたが、良い所ばかりなので悪い所も出します。
残念ポイント
①DCI 4Kでの記録に不対応。
②外部SSDへの記録不対応。
③APS-C/Super35mmモード 4K撮影時不対応。
④MULTI端子が未だにMicroUSB。


この4点が不満です。
DCI 4K不対応ということですが、噂ではDCI 4K(シネマ規格の4Kで17:9のアスペクト比)の収録にも対応するという話が流れていましたが残念ながら不対応です。
個人的にDCI 4K不対応なカメラはシネマカメラとは言えない気がします。
アップデートでぜひDCI 4Kの記録にも対応して欲しいです。そうすれば最強のシネマミラーレスが誕生します。
外部SSDへの記録ができない。高速なカードをサポートしつつUSB-Cも搭載しているので、外部SSDはぜひ記録メディアとして対応して欲しいです。
③APS-C/Super35mmモードが4K収録時には使えない問題。これはα7SⅡの時もそうでしたが、おそらく使えないと思います。画素数の問題でクロップできないのでAPS-Cレンズを多用する人は注意が必要です。
④MULTI端子は未だにMicroUSBな点。USB-Cがようやく普及してきた世の中で未だにMicroUSBか?ってなります。MULTI端子は三脚のリモコンや別売のリモートコマンダーに対応しているのでアクセサリーの方を一新するのは時間やお金がかかると思うので、変換アダプターを同梱してType-Cを2ポートにして欲しかったです。

個人的な残念な点を上げてみました。カメラ自体の完成度が非常に高く、いい意味で5年は使えるカメラだなと思いました。アップデート含めてα7S Ⅲの進化に期待したいです。

まとめ。

フルサイズカメラとして、ミラーレスカメラとして非常に完成度の高いカメラです。特に動画撮影においてはシネマカメラを凌ぐ性能を誇っています
Lumix S1HやEOS R5にも負けないくらい良くできているカメラです。
発売日がまだ先なのでじっくりと考えて買おうと思います。

簡潔にまとめるとこのカメラは「フルサイズミラーレス史上最も高感度で撮影できる高画質4Kカメラだ」ということになります。

スクリーンショット 2020-07-28 23.14.50

終わりに。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
私はこのカメラを待っていたので、買います。noteでもレビュー記事書こうと思います。
とりあえず実機を触ってみたいです。

ありがとう、ソニーさん!!

ではでは。


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