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古今狂言会 2022が、またわたしの新たな扉を開いていった


あれは確か3月頃の夜中だったと思うのですが
アメトークのあとだったかな?たまたま入ったコマーシャルを見て「お母さーーん」


古今狂言会2022 in 大濠公園能楽堂!!


すぐに調べて、チケット見てみたらイス席は完売。桟敷さじき席という名の自由席しか残っておらず


わたしの…イベントチケット購入サバイバル経験からして、未入金のキャンセル席が出るんじゃないかとにらみましたが


…言っても桟敷席自体も残りわずかになっているし、待ってみて取れなくなった方が悔しいと思い、桟敷席を購入しました。
(そしてやっぱり後ほどイス席チケットが出たという後日談。まだ勘は鈍ってない)


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5月22日 日曜日 晴れ
大濠公園はもちろん来たことあっても、能楽堂があるとはつゆ知らず、まさか最寄りの駅が大濠公園駅ではなく唐人町駅だなんて夢にも思わず、半信半疑で下車、真っ直ぐ行ったら本当にすぐ着きました。


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13時半開場のはずが、到着すると既に開場されてました。母とさささーっと正面の桟敷エリアに向かうと、ギリギリで2人分の席が空いておりました。よかった〜


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喉が渇きすぎてそれが頭を占めすぎて、どうしようと思っていたら目ざとく、いや、耳ざとく再入場可能というアナウンスが聞こえてきてすぐに外へ出ました。
会場近くの自販機で無事に飲み物を購入。
助かった。すこぶるいい天気で暑かった。


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アナウンスもなく時間になると、普通にナンチャン出てきた!!


すごい、生でナンチャンを拝める日が来ようとは…と噛みしめてしまいました。


席はもう、正面ばっちりでした。


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《挨拶》


さすがナンチャン、スターのオーラ半端なかったんですが、ずっと「こんなものなのか…?」と心にひっそりと思っていたことがありまして。


この会のナンチャンと二枚看板たる野村万蔵さんが登場されると、わたしの疑問を一発目に解決してくださいました。


「マイク(スイッチ)入ってませんよ」


え!ってスイッチ入れたら、より良く聞こえました。お茶目すぎる!笑


狂言、わたし実は久しぶりだけど初めてではなかったし、国語は得意だったし、大河ドラマとか好きだし…だから楽しめる自信はあったのですが


ナンチャン曰く


「5分!…いや5分もいらないかもな…3分!最初の3分だけ集中してみてください。そしたら『あれ?!』という瞬間がきます!全部完璧にわからなくても、意味がなんとなーく通じる瞬間がきます!」


と有り難いアドバイス頂きました。


野村さんからは、今日の演目のあらすじ…いや解説…いや最早もはやネタバレのレベルで細かに説明を頂きました。


狂言を楽しむ、ということにネタバレは関係ないんだろうと思いました。
むしろ結末までわかった上で、狂言の表現となるとどのようになるのか、それを楽しむのが(特に今初心者の段階では)正しいのかなと思いました。


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しびり


後日談ですが
「受け継ぐものが何もなかった故、それならばと〇〇(←なるべくネガティブワード)を受け継いだ所存」
的なセリフを母への会話に何度か登場させてますよ。笑


「親心のようなもの故、よくよく言って聞かせればどうにでもなりまする」
も、いずれ使う予定です。


この”しびり”という演目では、ナンチャンと、我らが体操のお兄さんこと、佐藤弘道お兄さんが登場!


「跳んでみよ!」よかったです。


お話はわかりやすくて本当にもう、むしろよく付き合いますね、ご主人さま!って言いたくなるくらいしょうもない言い訳が面白く


時代背景的にはわからないけど、時代背景的には大事おおごとのレベルなのかもだけど、”痺れてるから”って言うのがそもそも弱いもんな!笑


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酢薑すはじかみ


この演目は野村万蔵さんとその従兄弟にあたる野村万禄さんが登場!


めっちゃ良かった。
高尚な駄洒落の応酬だった。笑
一緒に笑った。もっかい見たい。笑


本格的で濃密な15分だったんだけど、狂言って面白いなぁって思いました。


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《働き方改革》


ナンチャン、野村万蔵さん、弘道お兄さん、
ドロンズ石本さん、大野泰広さん、
それから、やるせなす石井さんが登場しました!


お話はね、やはり温故知新ですよ。
時代の流れもあるかもだけど、何事も加減がいるよね。


そして内容は…
もう、いろいろ、ぎゅっと!詰まってた!笑


ブラピ オリジナルでしょ、おかあさんといっしょ
でしょ、大事なところに枯れ葉が出てきて


「まさかはっぱ隊やなかろうね」


と思ったらしい母は、なかなかの玄人くろうとだと思う。(そして邪推だった。笑)


もうわたしもナンチャンと弘道お兄さんに大きくしてもらったようなものだよなってしみじみ思いました。ド世代だもの。笑


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衣装がね、素敵でした。
そしたら母も言ってました。モダンってやつ?
足袋がね、黄色でした。


「じゃあ黄色い靴下って意外とオシャレってことなんかな」


と母が言ってました。


全体的に感想が薄いのはご了承ください。
こんな身近に古典芸能に触れられて、とても楽しかった〜感謝です。


これからも能楽堂のイベントはチェックしておこうかなって思いました。
ちょろいです。ミーハーです。にわかです。
ミーハーとにわかが経済回すんです。笑


古今狂言会はまた是非行きたいなー!
また福岡来てください!待ってます。


最後に撮影タイム頂きました。
ありがとうございます!


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/ よ き な り 〜 \


忘れちゃいけない合言葉、我々に課せられた大事なミッションです。


東京も無事に盛況のなか終了したとのこと。
よかったです。おつかれさまでした!


そして余談にはなりますが
その晩の鎌倉殿の13人…
本当に足立遠元の登場は一瞬であったとさ…


\ よ き な り 〜 /





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