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2023年9月のフィルム現像

秋の訪れは風で感じるなあと毎年思う。夏と秋の風がこんなにも違うのはなんでかしら。湿度?なんだか最近はお肌の水分量も減ってきた気がして、乳液を買ったから、湿度なのかもしれないですね。


9月の現像は夏休み特集!学生最後の夏休み、今までで一番いろんな出来事があった夏休みかもしれないなと思った。
目まぐるしく回る日々の中でもう無理よ...とダウンしてしまう日もあったけれど、写真を振り返ってみて一つの大きなターニングポイントになった良い夏休みだったなあとぼんやり。そんなフィルム写真たちです🎞️


2023.08.28


木漏れ日が綺麗だった東屋みたいなやつ

伊勢神宮に行った日。
伊勢神宮はかなり昔に家族で行ったことがあったけれど、なんせ多分7歳とかのころだから、おかげ横丁でサザエを食べたことしか覚えておらず。実質初めてみたいな感じでした。

「伊勢神宮は内宮のほうに行くにつれて空気がどんどん変わるよ」と一緒に行った人が教えてくれたけれど、本当だった。空気が澄んでいて音もクリアな感じがしていて、ここは正しい場所なんだなあと五感で感じられる場所。お守りをひとつ買って参拝をした。

ガラス屋、きらきら

そのあとはおかげ横丁で赤福氷というかき氷(赤福が入っている!)を食べたり、射的したり、スクラッチを買ったり(余裕でマイナスだった)、ガラス屋をみたりした。なんだか夏祭りに行ったような気持ちで楽しかった。
伊勢神宮はどの季節に行ってもきっと素敵だろうなと思ったからまた違う時期にも行きたいな〜⛩️


2023.09.01

真っ青な壁がクールでかっこいい

劇団四季のCATSを観た日。
小学生の頃、演劇サークルに入っていて定期的に演劇を観ていたが、劇団四季はさすがに初めてだった。高校時代の友だちが演劇好きで誘ってくれたので観に行った。

誘ってくれた友だちから「CATSは内容という内容があまりない」とは言われていたし、昔観たと言っていた母も難しかったと言っていたのでどんなかしら、と思っていたが、本当に難しかった。
というかあれは多分、ストーリーを考察してうんぬんではないのかなと思った。とにかく歌もダンスも内装もすばらしい、圧巻。

最後のほうはキャストの方が客席まで来てくれるのですが、わたしたちを楽しませるというエネルギーを感じてなんだか涙が止まらなかった。
創作物っていうのはこんなにもエネルギーがあるんだなと、生で観るたびに思う。この感覚はスポーツ鑑賞やライブ鑑賞と同じ感じ。わたしはやっぱり人間の作り出すエネルギーが大好きだなと思った。

高校の友だちとは久々に会ったけれど、いつも久々に会ったような気がしなくてすごい。久々に会うもんだから近況報告も面白い。各々いろいろな道を歩んでいるけれど、どこかに行ってしまったというような寂しさは感じなくってうれしかったな。次はわたしが少し落ち着いた春休みとかに会えたらいいな🎭


2023.09.05

22歳の始まり

22歳になった日記念で自撮り!
この日はたまたま人とご飯を食べに行く予定がありおめかししていたので自撮りしました。
この日は過去1番くらいびっくりした日で、きっと走馬灯にも登場すると思う。


人と名古屋にあるご飯屋に行ったら、ひょんなことでわたしが誕生日だと店員さんに伝わり、お店でハッピーバースデーを歌ってくれた(うれしすぎる!)。
こんなふうに盛大におめでとうを言ってもらったのは小学生時代に家族で誕生日パーティーしてたとき以来くらいな気がして、たまらない気持ちになって泣けてきてしまった。

それだけでも胸がいっぱいなのに、お店にいたおじさまが「これあげるよ」と言って9月の終わりにあるフェスのチケット(しかも2日通し!)をくださり...!胸いっぱい通り越してはち切れちゃうかと思った。

一緒に行った人もわたしの好きな歌人の短歌やケーキをプレゼントしてくれて、ほんとうに...ほんとうに...(;_;)

こういうすてきなことがあるたびに、これに見合うくらいすてきな人間になりたいなと思う。そういう気持ちに22歳初日になれて本当に良かった。最高に大切な日になりました。


2023.09.21〜2023.09.22

1日目、神戸の中華街

神戸旅行!
友だちが急に「卒業旅行行かない?」と旅行の計画を立ててくれた。わたしは2月上旬まで国試勉強で忙しいし、3月にはやりたいこともあるから、ということで9月に卒業旅行、おもろい。


1日目は中華街に行きたくさんものを食べたり、イタリア館というところに行っておしゃれ写真を撮ったり本屋に行ったりした。めちゃくちゃアクティブに動いた。

ホテルの一枚しかない

2日目はなんとこの写真しかフィルムは撮っていない。ていうか携帯とかでも全然撮っていない。お互い謎に疲れ果てていて、もう全然、写真を撮るとかそういう感じではなかった、おもろい。途中無理すぎてカラオケに行った、神戸まで行ってカラオケ!?と思いながらもそういう変に気を遣わない感じが大好きだなと思った。


この友だちとは7年目の付き合いで、多分人生で一番長い友だち。なのに一緒に旅行に行ったことが一度もなかったみたい、びっくり。
疲れたときに疲れたと言ってくれるし、わたしも言える、そういうのがわたしにはすごく貴重で、やっぱりすてきな人だなと思った。
またどこか一緒に行こう、疲れたらホカンスしよう🏨


2023.09.23〜2023.09.24

1日目。打首獄門同好会を初めて観た

中津川ソーラー武道館!しかも2日間!キャンプ!
神戸旅行のあとにまたまた泊まりでしかもキャンプ、多分わたしの人生でこの数日が一番ハードだった。


このフェスは、9/5にいただいたチケットのフェスで、なんと最近ハマっているリーガルリリーも来るみたいで、すごく楽しみにしていた!元々1人で行く予定だったのだけれど、ひょんなことから一緒に行こうと誘ってくれた人がいて、そしてなんとその人がするというキャンプにも誘っていただき、人生初キャンプまで体験することに...。人生っていうのは何があるかわかったもんじゃないなとひしひし実感、ありがたいことがいっぱい。


1日目は打首獄門同好会、androp、韻シスト、HEY-SMITH、10-FEETを観た。
10-FEETを前の方で観たのだけれど、熱気が一段と違った。わたしはあんまり10-FEETは詳しくなくて、第ゼロ感とRIVERくらいしかわからなかったけれど、それでも最高だった。


MCで「過去にある後悔は変えられないけど、これから意味を変えることはできる」みたいなことを言ってくれて、使い古された言葉だなと思いながらも不思議と体に刺さるみたいに浸透して涙がぽろぽろでた。

キャンプ🏕️ちょっとワイン飲んだ

ライブの後は銭湯に行って、いよいよキャンプ。銭湯で買ったというワインや、みなさんが持ち込んだお酒、行きに買ったカップスープたちと一緒に夜を過ごした。

夜の中津川は寒いよ、というのは本当で、冬のダウンを着てちょうど心地いいくらい。
わたしの知らない場所の話、今までのみなさんの話、そういうのを聞いて、ふわふわ不思議な気分。愛知県で学生をしているわたしはそこにはいなくって、まったく別な自分がそこにいる感じがして楽しかったな。


2日目。これはNulbarich

2日目。
朝から蕎麦やたこ焼きを買い込み食べ、テントを片付ける。この日観たのはNulbarich、リーガルリリー、木村カエラ、the band apartを観た。

リーガルリリーが大本命で、前から2列目待機。リーガルリリーは去年の11月に羊文学との対バンで観たっきりで、もう一度観たい!と思っていたらこんなにもすぐに観れてしまった。


リーガルリリーを秋に聴くことが多かったから、秋の屋外で聴くことができて本当にうれしかった。MCもあまりなく、ただ淡々と自分たちの音楽に向き合っている感じが最高にロックだなあと思う。ボーカルの目線はいつも斜め上で、わたしたちに届けるというか、別の世界の住人みたいで、儚い。それがかっこいい。青空の下聴けて最高でした。

最後はthe band apart。夜に聴く「夜の向こうへ」はたまらなく気持ちがいい。体が勝手にしなるような音楽がわたしはけっこう好きで、バンアパはそういうバンド。「歳をとるっていうのはわるくない」という話をしてくれたけれど、わたしはこういう、好きなものをいつまでも好きだと表現できるような大人になりたいなと思った。


一緒に行こうと誘っていただいたこと、キャンプしたこと、本当に忘れられない2日間でした🏕️



最近はよく「ほんとうの声」ついて考えている。自分がここに存在してはいけないな、という環境にいるとき、わたしは声がうまく出せない。声を理屈で出そうとしてしまうから、うそみたいな声が出る。そういうときの自分があんまり好きじゃない。
でも、この夏はほんとうの声を出せる瞬間がいっぱいあった。それは、わたしの声を許してくれて受け入れてくれる人といっぱいいたからだろうなあと思う。

そういう空間や人をいつまでも大切にしたいし、わたしも他人のほんとうの声を大切にしたい。そういうことを強く思った夏休みでした。なんだか今回とっても長い!ここまで読んでくれてありがとう〜🌻

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