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蹴球は友〝浦和レッズの中島翔哉〟

プレースタイルは創造性に溢れている。試合中に笑顔を絶やさず、どんな相手でも自分のしたいプレーを追求する。実にマイペースだ。だが、不思議な選手でもある。ドリブル中にリフティングを披露することもある彼は、まるで漫画のキャラクターのような存在だ。

浦和レッズの中島翔哉 No.10

中学校の3年間で4度もブラジルに渡航した中島だ。物心付いた頃にはサッカーボールを友達のようにしていたカナリア軍団がブラジルにいる。ブラジルの有望な若手選手はヨーロッパのクラブに引き抜かれる傾向が強くなり、ブラジル流の指導を受ける選手が減っている。彼のような創造性に溢れた選手は少なくなってきているが、プレーはブラジルでの経験によるものが大きいだろう

彼にとってボールは友達

小学校の授業中もボールを触っていたという逸話がある。大空翼のような存在だ。「本当にいるんだな」と思うくらいサッカーを楽しんでいる。代表選手になった後も、彼はサッカーを楽しむためにホテルで休む時間にも公園に行き、サッカーを続けたという説もある。

中島翔哉は、ユニークで型破りな存在。ブラジルでのサッカー留学経験や創造的なプレースタイル、小柄な身長ながら世界の舞台で活躍する姿勢、そして苦労人としての人間性が彼の魅力を形成していると私は思う。彼はまるで現代の漫画から飛び出してきたような選手であり、サッカー界に風を吹き込む存在。そんな選手が浦和レッズに来た。

埼玉スタジアム2002でお披露目した。監督曰くトップ下見込み。途中出場と短時間だったため魅了の時間も無かったがぶっつけ本番という感じでも無かった。また、中島がトップ下とは言っても右と左をワイドに使う事は出来ていたため、起用法の幅は広がるだろう。トップ下を務めていた安居がボランチに回った時は安居の動きのキレに良さをボランチでも感じたり相乗効果のあるポジションだ。先ほどもお伝えした通り、ぶっつけ本番という感じでは無さそうだ。大原で練習している姿を見たが抜群のキレ味があった。これをスタメンで起用したらどうなるだろう。1名の選手でこんなにも流れが変わるのかという予感を漂わせるのではないだろうか。

まだまだ書きたい所ではありますが
今日はこの辺にて。という所ですね。

We are Red’s!!

【あとがき】
何を書こうか迷ったが、彼を語らずに今年の浦和レッズを語れない。補強がもたついてフラストレーションが溜まるのかもしれないが私は楽観的だ。何故ならこんなに楽しい浦和レッズを見るのは久々だからである。ポウルセンが来たら驚くが、フィフティフィフティかな。本作は読んでいただき、誠にありがとうございました。今後も私は執筆に励み、読者の皆様に感動や発見を出来るよう努めて参ります。

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