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12日目

あと2日で2週間記念日かー。

なんてふと思う日曜日のお昼時間。
ちなみに2週間記念日はnoteを始めて2週間の記念日。
(ちなみにさっき思いついた)

記念日といえば
私は付き合って3年ほどの彼氏がいる。

1月が記念日なんだけど
お互い記念日を忘れてるから
特に記念日を祝ったりすることはしていない。

SNSや周りを見渡すと
記念日におしゃれなご飯を食べていたり
お花をもらったり、なにかプレゼントしてもらっている光景をよく目にする。


私たちは年間にあるイベント毎に
(誕生日やバレンタイン、クリスマス)
お互いにリクエストを聞いてプレゼントするようにしている。
というかいつの間にかそんなスタイルになっていた。

もちろん付き合い立ての頃は
好きなものをストレートに聞かず
日常の会話で探ってみたり
周りの友達にヒントをもたったりなんかして
お互いがお互いののプレゼントを慎重に選んでいた。

今思うと、

かわいらしいな。

なんて鼻で笑いたくなるけど
こんなものを自分の為に選んでくれたんだ
って思うと、ほんとにうれしいひと時だったな。

月日がたった今は
自分が欲しいものがもえらるから
何が欲しいものある?の問いに対して

予算はいくら?

なんてかわいげのない
返答をしている。本当にかわいくない。
3年前の自分が見たらびっくりするよねぇ。

自分が欲しいものをもらえる。
という事は非常にありがたいし
なんなら、欲しくないものをもらうより
欲しいものをもらった方が絶対にうれしいに決まっている。

ただ先日
相手に欲しいものを聞くスタイルはあんまりよくないんじゃないかなと
感じる瞬間が訪れた。


4月は彼のお誕生日で
いつものごとく欲しいものは何か
という質問を投げかけた。

彼は料理も好きで、一生もののタークのフライパンが欲しいと答えた。
私は二つ返事で
そのままGoogleで調べて、
お、割と高いな。
と思いながらも5分後にはアマゾンでポチっていた。

誕生日当日。
ご飯を食べた後とてもよいタイミングで商品が届き
私はそれを机の上に置き、手を洗いに行っていた。

洗面所で手を洗いながら
なんて言って渡そうかな。
好きなものだからきっと喜ぶだろうな。
なんて、心をワクワクさせながら渡し方を考えていた。

事件はそのあとに起きた。
私が洗面所から戻ってくると
なんと

キラキラした目で
フライパンを見つめている彼。

…え?

彼も私を見て

…え??

いやいや、私の方が
え?
である。間違いなく。

たしかに欲しいものを聞いたけど
まだ渡してないよ?
おめでとうって言って渡してないんですけど?

わたしの様子を見て
急いで段ボールに戻す彼。

彼に聞くと、
頼んでくれたの知っていたから
開けていいと思った…。

らしい。
まぁ少し分かるけども。

まぁこんな事件が起きてから
欲しいものを聞いてプレゼントスタイルをやめた。


記念日も数あるイベントもそうだけど
相手が自分のことを思って選んでくれた
っていう行為だけで愛おしいし、幸せに感じられる。
(たとえ前日ケンカしていても)

私たちは毎年記念日は祝わないし
イベントだって気分がのった時にしか何か特別なことはしない。
けど、
相手のことを思って、考えて
プレゼントを選ぶっていう事が一番大切だと思う。

決まった時に何かをするんじゃなくて
自分が相手に何かをしてあげたいと
日ごろから思っていれば
記念日なんてそんなに重要じゃないと思う。

だいたい1月ごろになると3年経ったんだ~
うちらおめでとう!
ってなるけど、まぁたいていはそんなんで終わり。

普通にいつも通りにテレビを見てソファで寝落ちして
3時ごろにベッドに移動する。


・・・
なんてことをインスタでキラキラした写真をみて
ふと思った日曜日。

もう夕方かぁ。
みんなに悲しい日曜日の夕方は私にしたら
華金みたいなもん。

ワクワクした気持ちで今日を終えるそんな日。




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