小中学校の飛び級や留年について

経済同友会が提言

こんなニュースを見ました。

皆さんはどんな反応があるのかわかりませんが、私は飛び級には賛成ですが、留年には反対です。

学校は集団行動なので、勉強のレベルをみんなと合わせなければなりません。ですが、そこに不具合が生じます。家で予習をして授業の内容がわかる人は二度勉強をすることになるので、時間の無駄です。
対照的に勉強をせずに授業についていけない人は授業に出ても内容がわからないので、時間の無駄になります。

勉強の成績の良い人は飛び級をしても良いと思います。時間の短縮になります。ですが、飛び級ができると聞くと親が飛び級をさせるために子供に過度な教育をさせる可能性があります。
頭の悪い親は子供をアクセサリーのように扱うので。

逆に勉強ができない人はダメな子供なのでしょうか?
クラスの中には集団行動に馴染めない子供もいますし、勉強を教えるのが苦手な先生もいます。
自分に合った勉強環境がない理由で留年になるとしたら、卒業するまでに何年かかるかわかりません。
小学校、中学校は義務教育で行かないといけないことになっていますが、今の日本の義務教育は社会に出るための教育ではないので、勉強が嫌いな子供でもお金を払って、高校に行かないと社会に出ることができないのです。
年齢的な問題もありますが。

なので、対した教育もできないのに子供に留年させるのはメリットが少ないのです。

飛び級の条件が勉強の成績だとすれば、お金がある家は子供を学校に行かせずに塾に行かせるでしょう。

社会に出たとしても、わからないことがたくさんあります。しかし、現在はスマホ、パソコンがあるのです。
漢字がわからなければ変換すればよい、場所がわからなければグーグルマップで案内すればよい、計算ができなくてもパソコンで計算すればいいのです。
学歴や成績など就職に役立つ”飾り”のほとんどが機械を使いこなせば大抵はカバーできるようになります。大事なのはコミュニケーション能力と検索力と行動力です。
子供を学歴や成績で評価している先生や経済同友会がいるとしたら、もう少し社会の勉強をしたほうがいいのではないでしょうか。


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