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こぎん刺し調べメモ①

■弘前こぎん研究所監修『津軽こぎん刺し 技法と図案』誠文堂新光社(2013年)
こぎん刺しは稲作地帯(=津軽平野)の農民衣
江戸時代、寒冷地で綿花が育たない津軽地方では、農民の着物は目の粗い麻布と決められていた。
こぎん刺しは、布を補強し、織り目を糸で刺し埋めるアイデアとして生まれた。
藩からの倹約令で、色糸の使用を禁止され、こぎん刺しの特徴である紺と白のコントラストに。

(疑問点)
・江戸時代より以前の着物の素材は?
・誰が(幕府、藩?)がどういう理由・事情で服の素材を決めたのか?
 農民でない他の階級はどうなのか?
 ※1628(寛永5)年の奢侈禁止令らしい
 →ここは文献にあたる!
 →江戸幕府の統制・制限についてもリサーチ
・麻は寒そう!!どうやって寒さに耐えていた?実際寒かった?
・麻はどこが産地で、どう流通して、布が生産されていたか?

(リサーチ)
・ネットで軽くリサーチ、可能であれば文献にあたる。
 →完璧にせず、ふんわりで良い。そこから詳しい本見つかればOK!
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こぎん刺しは津軽地方の農村地帯で盛んだった。
※県内には古いこぎん刺しの着物は一部地域でしか残っていない。
 青森市付近や東津軽郡は残っていないそう。
 八戸を中心とする南部地方は、こぎん刺しとは特徴が異なる「菱刺し」。

こぎん刺しの種類は3つ。
①三縞こぎん
 岩木川下流域(金木、車力、木造付近)
 身頃の前後の大きな三つの縞が特徴
②西こぎん
 岩木川西部(西目屋、岩木町付近)
 細い糸で織った布に刺したため、模様が緻密。
③東こぎん
 岩木川東部(弘前、黒石、尾上、平賀付近)
 太い糸で織った布に刺したため、模様が大きく大胆。
→種類があるの知らなかった…!勉強するもんだなぁ。。。

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