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noteを始めるきっかけになった手術

アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。

週末父の命日、法事を無事済ましてきました。
先日父の死をきっかけに『死んでもいい』と思っていたけれどもう少し頑張って生きてみようと思ってnoteを始めるきっかけになった話を今日は書いていきます。

この話の続きです。

わたしの持病

20代の頃に体調を崩した事がきっかけで検査して『甲状腺機能亢進症』だと診断されました。
その当時は自覚症状もありませんでした。

ちょうどブラックな設計事務所に転職した時期でしたし、自覚症状もなかったのでその時は真剣に治療を考えていませんでした。

↑この当時。

その当時にきちんと治療していれば数年後こんなに悪くなることもなかったのですが、それは後悔先に立たずです。

同じバセドウ病でも症状は様々らしいのですが私の悪くなってからの症状は
動悸息切れ、立ち眩み、むくみ、ビタミンB欠乏症、躁鬱のような気分の起伏などなどでした。

ブラックの会社を辞め鬱も経て、ちょうどその時から症状がひどくなってきたので西洋医学以外にも色々治療に関して真剣に考えるようになりました。

しかし症状は悪くなる一方でとうとう合併症まで起きてしまい、不整脈と心不全になりました。かか
合併症をきっかけに甲状腺全摘出の手術を勧められる事になりました。

手術するかどうか

甲状腺全摘出の手術は担当医曰く、甲状腺が体の表面に近い部分にあるので内臓手術などと違って簡単な手術だから整形手術みたなものだと説明されていました。

しかし!!私は今まで外傷で縫う以外手術なんてしたことないですから、全身麻酔で手術するってだけで不安ですし、何より自分の体の一部がなくなるって!!そんな簡単に決断できないです。

しかも先日書いたnoteでも『死んでもいい』と思いながら余生を穏やかにとか思っていた時期だったので手術してまで生きるって矛盾してない!?
と思っていました。

しかし日々の生活もしんどくなるほど症状も出ていましたし、手術どうしようかと思いながら手術までの検査を進めているとあれよあれよと入院まで決定していました。

手術をきっかに色々考えた入院

もっと大変な治療をされている方などからしたら大袈裟なと思う話なのですが、入院して手術まで3日ほどありました。
その間に色々と考えるようになりました。
簡単な手術だという割には手術中に何かあった時の為に色々と同意書かされますし・・・
だからもしここで『死んだら』と考えないわけはありません。

実は先日noteに書いた父方の祖父が亡くなる時に
『いい人生だった』と父に言って亡くなったそうです。
そんな亡くなり方いいなと家族間でもよく話していたので父も亡くなる間際はもう何をいってるか聞き取りにくい状態でしたが同じように『いい人生だった』と言って亡くなりました。

『死んでも』いいと思っていたけれど本当に死んだ時に私はいい人生だったと言えるのかと思いました。

答えは言えないでした。
私はまだ何もやり遂げたと言える事もしていないし、誰かの為にも生きていない。

そう気づいたから自分が納得いくように生きてみようと考え直すきっかけになりました。

人生初めての全身麻酔で手術は記憶の無いうちに無事終わったのですが、まぁ回復時間がしんどくて、しんどくて汗

だから術後はこのしんどさに耐えたのだから何でもできる気がするというポジティブ思考に変わっていました(笑)

何をやり遂げるか考えた結果

とりあえず簡単な頑張る事を始めてみようと思いました。
しかも自分の中で何かをやり遂げたと思えるように目標と立ててやりたい。

何を頑張ろうか考えた時にやはり思いつくのは建築の仕事でした。
自分がやりたいと選んだ職業だし、ほぼこれしかやっていないし。
それこそ納得いくまでやったのかと考えたらやれていなかったからです。

だからと言って、それまでのようにブラックに働くつもりもありませんでした。
それで体調も崩してるのですからこれからは自分の体も大切にしつつ働きたい。

そこで色々考えて思いついたのがnoteでした。
noteはもともと個人アカウントを作ってたまに書いていたり読んだりしていたので知っていました。

しかも元々字を書くのが好きなのですが、SNSやブログといったものは色々手を出しては続いていませんでした。

そこで自分の仕事の事を書くnoteをほぼ毎日投稿を一年やってみる事に決めました。
それを退院後の切りのいい9月初めからスタートしました。
ほぼ毎日投稿は誰でもできるし、でも少し頑張らないとできない事。
とりあえずやってみるにはちょうどいい目標だと思って始めました。

さいごに

これが私のnoteを始めてもうすぐ一年ほぼ毎日投稿を続けるきっかけの話でした。
人によっては甲状腺の手術ごときで?!と思われるほど大した手術ではないのですが・・・
あの時の私は色々考えが重なる時期で父があの世から『がんばれ』と言ってもらえてる気もした出来事でした。

さぁそんなほぼ毎日投稿ももうすぐ1年です。

だから今日もnoteも仕事も頑張ろうと思います『いってきます』
今日も長々と読んでいただきありがとうございました『いってらっしゃい』

こんなアラフォー女性建築士を応援してみようかな思ってもらえたらフォローとスキをよろしくお願いします。

左巴建築設計事務所 さわ。

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