12月となるとトリミングサロンでは
大大繁忙期となり、どこもかしこも予約でいっぱいです。というお断りを経験した飼い主様も少なくないと思います。
お気に入りのサロンさんに通われている方は3ヶ月以上前から予約を入れ、年末までの予約に焦ることなく愛犬を綺麗に保った状態で新年を迎えるというのが通年だと思います。

トリマーからの視点でいうと
3ヶ月以上前からご予約頂いているお客様は
絶対優先で、年末ギリギリにご予約を駆け込むお客様には塩対応であることは否めません。

犬が好きでトリマーになった私たちは
犬に対する愛情をトリミングサロン利用頻度と比例させてしまいがちです。

そもそも、「あれだけ年末は予約取れないと言っているだろうに……」と、なぜ余裕があるうちに予約を取らないのか、愛犬を優先したスケジュールを取らないのかと、愛犬に対する愛情感覚が予約を取らない飼い主さんと解離してしまい、年末に駆け込む客＝愛犬を大事にしてない人という見方にもなってしまいます。

そんなことなくても
そんなことあるんじゃない？決めつけられた解釈に目も耳を塞ぎたくなる飼い主様も多いと思います。

飼い主様の視点からでいうと、
年末は仕事も忙しく予定が見えない現実の中、決して愛犬のトリミングを忘れているなんて断固としてありません！
そんなこと言うなんて酷すぎるわ。(怒)
という悲鳴が聞こえてきます。
誰々ちゃんは予約取れるのにうちは取れないなんてそんなのは差別されてるとしか思えません……(涙)とか。

とにかく年末となると
日本の習慣と重なり、お正月こそ綺麗な状態にしておきたい

というのが正直なお声だと理解もします。


いやいや(ﾉｼ ˙꒳​˙ )
年末だけなんて、そもそも普段も予約取れなくて困っていて、年末だけでもと思ってもそんなふうに思われたら私たち飼い主はどーすりゃいいのさ(_`Д´)_ｸｯｿｫｫｫｫｫ!!

とお怒りの声が殺到してきそうです。

予約取る気ねーじゃん！とか
愛情と金絞り取りやがって！とか……
SNSで暴言を吐き捨てたくなるほど
トリミングサロンの値上げラッシュを受けまくっている飼い主様側からはトリミングサロンに通うメリットすら分からなくなっている現状なのではないかと……

そんな予約が取れないトリミングサロンではオーナーもトリマーさんも胃を痛め、心痛めては犬に向き合い、安心安全丁寧を売る努力を日々行っているのも現実です。


じゃぁなぜ予約が取りにくい現実なのか
という視点を分析し記事にしたいと思いました。

ここで、本題に入る前にお知らせです。

毎月第4水曜日に行っています
「中野テラスドッグラン」
12月の開催は12月28日(水)です。
詳細はHPをご確認頂きまして
皆様のご来場をお待ちしています！

https://happy-dog-run.hp.peraichi.com/

お手入れ相談やトリミングサロンを利用する時のお悩み相談などもイベントでは直接お話する機会に出来ればと思っております。
是非ご利用くださいね♪♪

トリミングサロンがなぜ予約が取りにくいのか
どうしたら予約が取れるようになるのか
サロンジプシーな皆様へお役に立てる情報を
お届け出来たら嬉しいです。

【犬のトリミングは予約制】

犬のトリミングは人間の美容室や床屋と違って当日受付がとても難しいサービスです。
単純に混んでいる、混んでいないだけで
予約が取れない訳では無いのです。
では、そもそもなぜ犬のトリミングが予約制であるのか、その理由を大きく3つに分けて分析してみます。

大きな理由1つ目は、

「犬の状態が直ぐに把握しにくい」

特にご新規の飼い主様からは最低限の情報しか得られません。犬の種類、年齢、持病はあるか等。その最低限の情報からだいたいこんなわんちゃんが来るのかなぁとイメージして、施術時間を設定して予約を取ります。
しかし、その時の情報だけではその子がトリミングに対してどんな感情を持っているかまでは分かりません。飼い主様の情報が正しいとも限らず、犬と対面して、犬を見ながら飼い主様のお話を聞いて、実際に触れさせてもらって初めて情報に辻褄が合います。犬と実際にコミュニケーションをとることで初めて、その子をトリミング出来るかどうかの判断情報がコンプリートします。

理由2つ目は

「1人のトリマーが扱う頭数には限界がある」

プードルのトリミングにどれくらい時間がかかりますか？
トリマーでいると必ず聞かれるこの質問。
だいたい私は2h30mから3hとお答えします。しかしこれはあくまで目安、基準です。
8時間労働で一頭3hかけてたら休憩も取れず残業です。しかし、犬に向き合い飼い主様に向き合うとなるとヒアリングからカットを仕上げお返しするまでに必要な時間は3hは見ないと余裕を持った施術は難しくなります。
そのため、トリマーさんが1日にカットできる頭数は3頭頭と平均しています。
予約制にすることでトリマーさんの負担とサービスの質の向上を図るために1日に捌ける犬の数は多くないという事をご理解頂きたい。

犬は生き物ですから、何度かサロンを利用してもらい、コミュニケーションの回数を重ねていかないと気付けない情報も多く一頭一頭に必要な時間も異なります。場所や人が変われば犬も感情が変わるのでいつもと違ったしぐさも現れます。緊張する子もいますし、楽しくなりすぎてはしゃぐ子もいます。おなじ犬という動物であっても、みんな違った性質をもっている以上掛かる時間や必要な技術も違っていきます。
過去に2時間で仕上がったとしても、犬の感情や健康状態でいつもより時間を必要とすることもあるのです。犬が直接会話ができない分、飼い主様としっかりお話する時間も大切です。預かる前、仕上がったあ後。お話することもその日その日で違ってきます。
トリマーさんと飼い主様が直接お話出来る時間をたっぷり作っているサロンさんは売上的にも充実していますし、トリマーさんの向上心も高く技術レベルも高いです。わんちゃんを預かる時間を多く取っているサロンさんは犬と飼い主様に愛情をもってるサロンであることも多いです♪♪サロン選びの参考にもなるかと思います。


予約制である理由3つ目は

「犬は預けて美容をする」

予約制にすることで、犬を安全に管理し犬同士のトラブルを避け健康状態の安定を図るため適切な管理をしながら預かることが可能です。
犬を預かっている間、飼い主様がすぐそばにいるケースは稀です。ほとんどがサロン外に出掛けるか1度自宅に帰るかといった状況が一般的です。犬を適切に管理する上で、知らないわんちゃんが突然お店に来られてしまうと、他の犬も興奮しますし、接客と対応には人手が必要になってしまいます。予約制をとる事で、適切な人事確保と犬の安全性を考慮したサロン運営を図ることができるのです。
室内犬が多い現代では、犬同士のコミュニケーションも過疎化してきています。コミュニケーションをストレスに感じてしまう犬へのストレスはトリミングへも影響してきます。ご予約頂いているお客様を優先するのはもちろん、いつも来ているわんちゃんのコンディションが良い状態のままお返ししてあげたいのです。そして居心地のよい場所にしてあげたいのです。そのため、当日のご予約やご来店はトリマーさんとしても神経質になり積極的な対応が難しくなるのです。いつでも私たちは今預かっている犬が最も優先でありたいのです。

犬にとってトリミングサロンが心地の良い場所にするためにも、トリマー一人一人が犬に向き合い、飼い主様に向き合うことで段々とみんなの緊張が解け、信頼を向けることができる暖かい場所になっていくのでは無いかと思います。そのためには予約制にし、しっかりと時間を頂き、犬について一緒に考えたいからこそトリミングサロンが予約制であることは必要なシステムと考えるのです。


それを知っているか、知らなかったかでは飼い主様のお気持ちも少しは変化し、予約制であるトリミングサロン側へ寄り添っていただけるのかなと思います。

そんなに犬のことを考えてくれているなら
予約を取らないと申し訳ないよね……
ちゃんと予約取る事にするわ!!!!!!
と気付いて下さった皆様。

おめでとうございます(ﾟ∀ﾟﾉﾉ"(笑)

皆さんは大変愛犬想いで、トリミングサロンにもトリマーさんにも大切にしてもらえる最高のお客様となるでしょうﾟ･*:.｡

さて、今回の記事はここまで！
次回も「なぜ予約が取りにくいのか」
ということについて分析したものを
記録していきたいと思います！

＊ ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜･.｡*･.｡*

@trimmer.shirokma へ
トリミングをご希望の方は
080-1338-4346へお電話又は
インスタDMからも🙆OK🙆❣️

@studio_adamas は
第一種動物取扱業 第56-0402
を取得しています(๑•̀ㅂ•́)و✧
現在メインは出張訪問スタイルで
ご依頼あらばご自宅へ道具持参し
超特急でお伺い致します🥰

洗い場の提供と
ﾄﾘﾐﾝｸﾞﾃｰﾌﾞﾙを置くｽﾍﾟｰｽ
水道光熱費はお客様ご負担で
お願い致します(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)💦
後片付けのお掃除は出来る限り
行います( *˙ω˙*)و ✨

素敵なご縁と嬉しいご依頼を
心よりお待ちしておりますm(_ _)m✨
ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜
#埼玉トリミング
#上尾市トリミング
#studio_adamas
#スタジオアダマス
#trimmer .shirokma
#トリマーしろくまぁ
#出張トリマー
#出張トリミング
#旅するトリマー
#シニア犬と暮らす
#多頭飼い
#訪問トリマー
#訪問トリミング  
#refa  
#リファウルトラファインバブルs  
#ウルトラファインバブル  
#ファインバブル