入院しました

2023年6月6日、人生で初めて入院しました。
四人部屋、窓がわのベッドでした。ラッキー。
いろいろ勝手がわからないので、看護師さんに教えてもらいました。
シャワー室はフロアに二つ。特に予約などはなく、入りたいときに空いていれば入れる、というシステム。

トイレも部屋ごとにひとつくらいの間隔であり、それほど混雑はしなそう。
でも、さっそく入ろうとトイレの扉を開けたら、おじいちゃんがカギを閉めずに用足し中😅　
これからは必ずノックをしようと思います。笑

食事は食べ辛くなってきたらやわらかめなものとかに変更できる模様。
お世話にならずに済めばいいな。。

味覚障害の副作用はほぼ必ずあるらしいので、入院前にプチ贅沢で、うなぎのかば焼きを食べまし♬　ふるさと納税の返礼品です。

病室は8階なので階段を使うことで運動不足にならないようにしようかな？
と思っていたら、点滴は24時間つけるらしく、階段は難しいな。。

HPVウィルスについて

私のがんは「中咽頭、扁平上皮癌、p16＋」と表現されます。
p16＋というのが、HPVウィルスが陽性ですよ。という意味だそうです。
HPVウィルスが陽性というのは、がんの原因がHPVウィルス感染であることを示しています。

HPVウィルス感染が原因のがんは私の中咽頭がん以外に「子宮頸がん」「肛門がん」「陰茎がん」などがあります。

このHPVウィルスってやつは、すごく普通にそこらへんにいるウィルスで、古代から人と一緒に進化してきたとか言われています。

なので、簡単に感染します

そして、無症状であることがほとんどです。

感染の原因は性交渉です

がんの部位を見てもらうとわかると思いますが、相手の粘膜や皮膚からその場所に感染します。
ほとんどの場合は自然に排除されるのですが、そのまま残ってしまい、ウィルスの遺伝子が細胞に入り込んでしまうと癌化を引き起こす、ということのようです。

HPVワクチンを打とう！！

いや、なんかの団体とかじゃないです。。😅

特に中学生から高校生のお子さんをお持ちの方、ぜひお子さんにワクチン接種を！！

先ほども触れたように、HPVウィルスはそこらへんに普通にいるウィルスです。なので、性交渉を経験したらほぼ確実に感染する、と思ってください。

日本では成人女性のほとんどが一生に一度は感染しているといわれています。ということは同じ数の男性も感染しているという事です。

風邪にかかるみたいなもんでしょうか？

日本ではHPVワクチンは子宮頸がんワクチンとも呼ばれ、小学校6年生から高校1年生の女の子は無償でワクチン接種ができます。

残念ながら日本ではまだ男の子は有料になるのですが、打ったほうがいいです。だって、風邪みたいに簡単にかかるから。
海外では男女にかかわらず無償で接種を推奨している国が多いようです。

近年のアメリカの統計では、HPVウィルスによるがんの発生率は中咽頭がんが最も多く子宮頸がんのおよそ1.5倍多くなっているようです。

日本でもHPVウィルスによる中咽頭がんが増加しています。中咽頭がんになる人の半数以上がHPVウィルスが原因となっています。

私も自分がこの病気に罹るまで全く知らないことでした。
子供もいないし、男だし。。

これを読んでいただいた方、すでにご存じだという方も、初めて知った、という方もいらっしゃると思います。

私はこれを知ったとき、もし自分に子供がいたら男女にかかわらず迷わず接種してもらいたい、と思いました。

HPVワクチンのが市販されたのは2006年ですので、私が子供の時は接種しようがありませんでした。
今の子供は接種ができます。

予防できることはぜひやっておきましょう！！