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「ぼっち・ざ・ろっく!と娘から学んだこと」

不登校の息子と一緒にお昼ご飯を
食べながら、息子のお気に入りの
アニメ、『ぼっち・ざ・ろっく!』を
何気なくみていた。

『ぼっち・ざ・ろっく!』とは、
ぼっちちゃん」こと後藤ひとりというギターを
愛する孤独な女子高生が仲間と出会って、バンドを
組み、成長していくお話し。漫画からアニメ化され、
大ヒット。陰キャのコミュ障なぼっちちゃんの自虐
ネタが絶妙で面白い。

私自身も子ども達と一緒にマラソン鑑賞した
このアニメ。息子が何度も見返すので、
既に私も何度も見ている。

ちょうどついていたのは、
なかでもお気に入りのぼっちちゃん達の
バンド(結束バンド)の初ライブの回だった。

どういう内容かというと、



結束ライブの初ライブの日、台風の影響で
天気は大荒れ。ライブ会場には、数人しか
お客さんは、いない。

そんな中でのライブ。
メンバーは、緊張のあまり、普段の実力が
出せず、ドラムとベースは、息があわない。
ギターボーカルのきたちゃんも思うような
演奏も歌もできていない。
客席のお客さんもスマホをいじったり、
彼女達の精彩を描く演奏に退屈している。
そして、一曲目の演奏が終わる。

そんな時だった、
「こんなままで終わりたくない!」
ぼっちちゃんが一人、気を吐いた。
布袋さんばりのカッティングで
ギターをかき鳴らして、ギターソロを
弾く(ぼっちちゃんは、1日6時間ほど、
一人毎日ギターを練習していたギター少女
なので、かなりの腕前なのだ)、
バンドのメンバーも観客もそんなぼっちちゃんに
痺れる。

メンバーの演奏もばっちり決まりだす。

このシーンが本当にかっこよくて、
味噌煮込うどんを食べながら
「またこの回」と思っていた私だったのに、
気づいたら、
なんかちょっと目頭が熱くなっていた。

かっこいい!ぼっちちゃん。

自虐が最高に面白い、どっちかというと
ギャグ作品なのに、このアニメが人気なのは、
こんな風にグッとくる彼女の一生懸命さが
キラリと散りばめられているところなのだと
思う。

最近、父のことや母のことや
なんかで低空飛行だった私。
なかなかnoteもSNSの投稿も
できないでいた
私の目を覚ましてくれた。

「何ごとも一生懸命やらないとダメだ!」

奇しくも昨日、娘のクラスメイトの
ママさんにも同じような話をされていた
ことを同時に思い出した。

そのママさんの娘さんは、娘と同じクラス
なのだが、運動もできるし、明るくて可愛い
クラス人気者な陽キャで娘とは、交わることが
あまりない。

でもこの間、その娘さんがウチの娘の
話をしていたんだよと教えてくれた。

体育の授業でマラソン的な走る授業が
あったらしい。
娘は、走るのが遅いし、「よく変な走り方だよね」
と同級生に言われるくらいの運動音痴。

他の足が遅い子は、遅いだけじゃなくて、
前髪を気にしながら走っていて、イラッと
しちゃっただけど
「Sさん(娘のこと)は、(遅いなりに
髪の毛の事なんか気にせず)一生懸命
走っていたから、応援したくなっちゃうんだよね。
Sさんは、いつも一生懸命だから」と
言っていたそうだ。

娘、エライ!!
さすがぼっちちゃんが好きなだけある。

という訳で一生懸命さって大事だなぁと
改めて思ったのだった。

またnoteの投稿もがんばろ。
読書会やイベントも企画しよっ。

息子もアニメから何かを学んで
くれているといいなと小さく思った。


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