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さらなる成長のため、オフィスの移転と増床を決めました。「居抜き」の活用にも挑戦します

47では今、ありがたいことに、事業・組織が急拡大しています。

一時期は「コロナ禍のオフィス不要論」が飛び交うなど、逆風を感じることも多かったのですが、市場は世間が思っているほど落ち込んでいません。

47は、2021年9月度決算で過去最高の売上高を記録。2022年8月には全社従業員数が140名を突破しました。お客さま、従業員、取引先など、関わってくださる全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。

ワークプレイスの総合コンサルティング企業として沢山のお客さまのオフィスづくりに携わってきた僕たちですが、自身のオフィスがいよいよ手狭になってきたため、各拠点をリニューアルすることにしました。

札幌オフィスを拡張移転します

まず、9月末に札幌オフィスを拡張移転します。従業員が増えて手狭になってきたのと、再開発によるビルの建て替えがあるためです。

実は、ビルの建て替えは2020年に入居したときから分かっていました。「2年後までに事業を大きくして、拡張移転できるようにしたい」と考えていたので、順調に成長してこれた証だと思っています。

ちなみに、移転先は「札幌22スクエア」という物件。大通駅から徒歩5分で、雪の期間が長い札幌では重宝される地下街直結のビルです。しかも、念願の新築物件ということで、メンバーのテンションも上がりまくりです。

まだまだベンチャーである僕たちの入居を快諾してくれたオーナーさまのためにも、札幌22スクエアの評判をあげれるよう、引き続き事業を頑張りたいと思います。

東京オフィスを2フロアに増床します

次に、11月中旬に東京オフィスを1フロアから2フロアに増床します。こちらも従業員が増えて手狭になっており、今借りているフロアの上階にタイミング良く空室が出たため、移転ではなく増床という決断をしました。

さかのぼると、今いる「フジキカイ広尾ビル」に移転してきたのは、2014年のこと。当時は従業員30名に対して120坪のオフィスを借りたので、かなり広々としていました。

今はリモートワークも併用しながらの勤務ですが、それでもオフィスには常時70名くらいのメンバーが出社しているので、かなり手狭な状況です。

毎年ワークプレイスプロジェクト(WPP)を行い、レイアウトや運用の変更を重ねてきましたが、流石に現状のスペースだけでは限界。ということで、今借りている6階に加えて、7階の1フロアを増床することに。これで面積は一気に2倍です。

移転ではないので場所は変わりませんが、オフィスが広くなることで新しい試みもしやすくなるので、とてもワクワクしています。

東京オフィスでは「居抜き」の活用にチャレンジします

そして、東京オフィスの増床については、早速新たなチャレンジをすることにしました。

実は、今回増床する7階のオフィスは「居抜き」です。

あれ?と思った方がいらっしゃるかもしれません。というのも、居抜きに関して僕は慎重派で、以前のnoteでもまとめた通り、「安易に借りてはいけない」と散々警鐘を鳴らしてきたからです。

そんな僕がなぜ今回、居抜きを借りたのか?

それは、「他社のメッセージが残るオフィスを、自社のメッセージに変えられるか」という、居抜きならではの課題にチャレンジしたいと思ったから。

オフィスは、従業員や求職者へのメッセージが具現化されたものだと僕は考えています。だからこそ、他社のメッセージが色濃く残る居抜きには抵抗がありました。

ですが、ただ単に「居抜きはダメ」と言いたいわけではありません。メリットも沢山あります。必要最低限の工事で済ませることができ、工数的にも費用的にも負担が少ないです。SDGsの観点で言えば、廃材を減らして環境負荷を少なくすることができます。時流には非常にマッチしていますよね。

居抜きのメリットを最大限に活かしつつ、どうやって他社のメッセージを自社のメッセージに変えていけるか。ここに挑戦してこそ、”ワークプレイスの総合コンサルティング企業”として一段とレベルを上げられるのではないか。そう思ったので、今回あえて居抜きを選択したというわけです。

今まさに、プロジェクトメンバーを中心にレイアウトや内装・家具を決めている真っ最中。47ならではのメッセージを、ここから”有り物のオフィス”に反映していきます。

「居抜きの活用」という今回の決断が正しかったかどうか、その答えは数年経ってみないと分からないかもしれません。いずれにせよ、僕たちが身をもって証明します。

またいつか続報を書ければと思うので、お楽しみに。