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ワークショップをオンラインで学んでみた!

2022年の春~夏まで、とにかく忙しかった!そして暑く熱かった!
10年程前から興味があった「青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム(WSD)」で学んでいたからです。
そして先日、37期ブルーコース(全部オンラインでのコース)の授業を、無事120時間の学びを終えて修了。
備忘録も兼ねて、文字に残したいと思います。

感覚頼りではなく、しっかりと学びたかった!

私は以前から、自分が経験してよかったものを取り入れ、感覚だけで大学のキャリアデザイン授業などで、オリジナルのワークショップのような「体感」イベントをしてきました。
学生の受けは上々。しかし、しっかりと学んだことはなく、「本当にこれでいいのか?」「もっとよりよいやり方があるのではないか?」と疑問と多少の不安も抱えながら実施をしてきたのが実情でした。

ワークショップを学びたいものの、名古屋から東京まで週末に通うのは無理だと諦めていました。
しかし、昨年よりオンラインのコースが出来たと耳にし、それは参加したい!!しっかりと学んでみたい!と目が輝きました✨
でも、オンラインのコースで本当にワークショップを学ぶことができるの?と正直、疑問でした。
やってみてわかったのは、オンラインでもワークショップを十分学べます!

様々なバックグラウンドを持つ素敵な仲間達!

集まったメンバーは、北海道~沖縄まで。いや、海外からもメンバーが集まりました。夜の授業でも、窓の外は明るくなっていく人もいる。
そして、本当にバックグラウンドは人それぞれ。
勿論、年齢も目的も価値観も人それぞれ。だからこそ面白い!
これだけ多様なメンバーに出逢えるのは、オンラインならではだと感じました。
みんな本当にワークショップを学びたい!身につけて自分の〇〇に活かしたい!という、熱い人が多くて素敵なメンバーです!

オンデマンド配信とリアルタイム授業とのハイブリット!

私達、ブルーコースの授業は、全部オンラインですが、リアルタイムでの授業の他に、オンデマンド配信の動画視聴があります。
リアルタイム授業は、平日夜と、たまに日曜日に朝から夕方まで、丸一日開催され、とっても穏やかでおちゃめで安心感と元気と納得感を与えて下さる苅宿先生を中心として実施されます。他の先生方も鋭くも優しく、ハッと気づかされ、もの凄く勉強になる素晴らしい方々ばかり。
そして、スタッフの方々もかなり大変であろうに、オンライン授業を様々なトラブルがありながらも支ええてくださり安心して学ぶことができました。
どの授業も本当にしっかりと各回の学びの目的と活動目標が設定されており、学びが多かった!!
そして、順に配信される、充実したオンデマンド配信の内容の濃さ!
それに伴い提出する、レポート課題と内容と量の絶妙さ!
後になり、さすがWSDだと気づかされることになります。

ワークショップは、ワークショップから学べ!

「ワークショップは、ワークショップを通して学ぶ」のがWSDのコンセプト。理論的なことだけでなく、実際に2回のワークショップの実践を通じて、その経験から身につける事をしていきます。
理論など頭で学ぶ⇒グループで考えて企画する⇒ワークショップを実践して体感する⇒振り返る。簡単に言うと、これを2回繰り返す訳です。
「わかる」と「できる」は違うことを、実際に実践を通じて痛感する。そしてさらに次には上手く出来るように振り返り、試行錯誤しながら仲間と一緒になって創っていく。
授業中だけでは時間が足らず、平日夜などにメンバーで集まったりしてミーティングをして創り上げていきます。
私のグループでは、連日連夜ほぼ毎晩集まり、試行錯誤を繰り返し、最後にはリハーサルとは全く違うアウトプットができた形になりました。
だからこそ面白く奥深い。そのような場を通じて、頭で理解するのではなく、実際に行ない、振り返り次に繋げていくことで、身につけることが出来る経験を体感することができました。

WSDでの学びが終わって

先日、修了証が届き、無事やりきったんだなと実感しています。
授業が終わってからの約1カ月。
仕事で、ある場を創る企画の際に、ここはこうして・・・と、WSDでの学びの思考と設定が自然と活きているなと感じています。
以前よりも、迷いがなくなり、楽に設定を組めたり、どうやったらより参加者がやりやすく理解していただけるだろうか?
こうしたほうがより意見が出しやすく深く理解していただけて、かつ、私が進行しやすい!など、を考えて仕組みを創ることができているなという感覚があり、WSDで学んだ甲斐があったと実感できています!

私にとってのWSD

キャンパスには行けなかったけれども、何十年か振りに学生となり、日々学ぶことができた濃密な4カ月。思い切り仲間達と深夜まで青春しました。
そして、あらためて学ぶことの大切さを実感しています。

学問として先生方から様々なことを学ぶだけでなく、年齢や背景の異なる仲間達と交流することで、自分とは違う考え方、価値観、視点がある事を改めて理解し、違いを受入れ、考慮し、誰もが参加しやすくなるように考えて場を創っていくことの大変さ、そして協力し合いながら一つの物事を実行にむけて取り組む大切さを体感できました。

また、学びを実際にやってみること!これも大事だなと。
失敗を恐れて出来ない、やらないのではなく、まずはやってみる!
そこから学ぶことは大きいなと改めて思いました。
相手の意見や想いを聴くこと、どうしたら出来るのか考え、その場を生み出すこと、そして、実際に場を創りやってみること。そこから振り返ることで、さらに大きな学びや気づきがあること。

ワークショップとは、みんなで体験し、体感しながら、対話や表現を通じて一人ひとりが主役として気づきや成長ができる場
一人ひとり違うからこそ難しい、違うからこそ楽しいし、そこから生み出すことに価値がある!そう感じています。

私は『人がイキイキと輝くためには?』をテーマとしており、そのためにはやってみて「体感」することがとても大切だと考えてきました。
WSDを通じて、まさに「体感」を通じて活きた学びをすることができ、本当に学べてよかったなと感じています。
今後もより、一人ひとり違うからこそ、その違いを活かし価値ある場を創っていきたい!
より人生を豊かにしていくために、とてもワークショップは有効だなと感じています。

ということで、ワークショップを上手く活用したい!学んだ事を実践してみたい!と、実際に先日、WSDの実習の中で開発したワークショップを、「実際に一般の方に向けて行なったら、どこまで通用するのだろうか?」と早速仲間と共に実践をしてみました。
次回は、その過程と結果を備忘録としてnoteに記してみたいとおもいます。

最後に

最後に、WSDで教えて頂いた先生方や37期の仲間達、運営スタッフの方々にはもちろん感謝しています。ありがとうございました!
そして、睡眠2-3時間という日が続き、流石に仕事と家事と学びの両立はクタクタになりながらも、私の学びを見守り、支え、協力してくれた家族に本当に感謝です💖

みなさま、最後まで読んで頂きありがとうございました。
価値ある場を生み出したい方、WSDオススメいたします!

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