見出し画像

未受精卵凍結の話①:卵巣年齢を知っていますか?

はじめまして!

突然ですが、卵巣年齢を測ったことはありますか??

大学卒業以来、海外で仕事をしてきた私は、30歳過ぎて独身!結婚・出産の焦りも感じながら、40歳過ぎても子どもは産めると、漠然と考えていました。

そんな私が卵巣年齢を知った日、そして、そこから未受精卵凍結に至ったエピソードを書いてみようと思います!

小学校5年生から月経が始まり、生理不順もなく順調に来ていた私。しかし、30歳を過ぎて生理の出血量が少なくなって来た感覚!若干の不安を抱えつつも、それとなく過ごしてきた。。

そんなある日、友人からAMH(抗ミュラー管ホルモン)検査は知ってるかと言われた。AMHとは卵巣予備機能を表す数値と言われています。つまり、これを測ることで、自分の卵巣にいくつ卵子があるのかがわかり、自分が妊娠できるリミットがどのくらいなのかの一目安がわかるもの。

結婚予定も相手もいなかった私は軽い気持ちで受けることにした。が、しかし、、、後日送られてきた検査結果を見てみると、卵巣年齢が43歳~44歳以(1ng/ml以下)との記載。。。なんだ?これは??そんな感覚でした。

改めて、自分の卵巣年齢が非常に低いことを認識した私はクリニックに詳しく話を聞きに行くことにした。先生によると、女性の卵胞(卵子になる袋のようなもの)の個数はそれぞれで異なるが、一般的に自身が出生する時が最大(約200万個)、その後は徐々に減り、思春期を迎え月経が始まる頃には20~30万個まで減っているそう。AMHは年齢とともに下がっていくもので、閉経するころは0になるそう。以下は「はらメディカルクリニック」サイトから抜粋したものを掲載。

画像1

ううん??つまり、私は30代前半にして閉経するのか?もう妊娠できない?そんな不安で頭が真っ白になった。。。

しかし、冷静になって、先生の話を聞くと、すぐに閉経とのことではなく、妊娠もできなくはない。ただ、人よりも妊娠できる期間が短いかもしれないとのこと。また、卵子の在庫数は43~44歳レベルだが、卵子の年齢は自分と同じ歳であり、AMHは低くとも年齢が若ければ、その分、卵子の染色体異常や流産率が起こる可能性は低いそう。

32歳独身、彼氏なし!これからまた海外に渡航予定!妊娠できる期間が短いと言われても、相手がいなけりゃ妊娠もできない!!さらに不安に陥ったところで、先生から未受精卵凍結をしてみれば?との提案があった。

未受精卵凍結とは、卵巣から卵子を体外に取り出し、凍結させるもので、将来の妊娠・出産の可能性をできる限り高める一つの方法。卵子凍結なんて一度も考えたことのなかったし、する必要もない!と思っていた。しかし、卵子の個数が極度に低いとわかった瞬間、やるしかない!そう決めた。

未受精卵凍結を決めたものの、本当にこれが正解なのか、そして将来妊娠できるかも不安になりすぎて、ネット検索をしまくったが、出てこない未受精卵凍結の経験話。。現在、私は34歳で計9回、4つのクリニックにて凍結を経験した。それから、結婚もして受精卵も作った。

この記事のシリーズを通して、未受精卵凍結の話や、将来の妊娠に不安を覚えている女性の一参考になればと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?