PMって何ですか?という問いへの回答
まずPMには二種類あって
プロダクトマネージャー
プロジェクトマネージャー
の二つ。
前者はプロダクトの管理者で、後者はプロジェクトの管理者。
KPIの違いで例えるなら
前者はCV, CVR, UU, RR, etc...という典型的なマーケティング指標で、
後者は売上目標達成したかどうか。(実際はそれに紐付くたくさんのアクションがあるが、顕在化されているのは主にこれだけ)
言わずもがなプロダクトマネージャーはプロダクトがないと成立しない職種
プロジェクトマネージャーはプロジェクトがないと成立しない
プロダクトとはtoB, toC etc..いわゆる消費者へ向けて課題解決するためのサービスである
プロジェクトはプロダクトを包括しつつも、より戦略的な考えに基づいて行動を求めるので、経営視線が求められる
別にどちらが良い悪いではなく、要はあなたはどちらが好きか?である。
一応プロダクトマネージャーに向いている人は
・プロダクトが愛せる
これさえあれば何とかなる気がする。
細かくあげると数値読み込み力とか、細かな改善能力とかキリがないけど、その辺は1人で全て出来ないので、一人一人が得意不得意にしたがってやっていったら良い。
余談:私が国内最大のブライダルサービスのプロダクトオーナーをやっていた時は、寝ても覚めても「結婚」の二文字に取り憑かれ、電車では女性の指輪を執拗に見てしまい(カスタマーかどうか判断)、女性がどんなアプリを使っているか気にしてしまった(デザインレイアウトの参考)。これは序の口で、他にも挙げればキリがないが、こんくらいやってやっとプロダクトマネージャーだと思う
一方でプロジェクトマネージャーに向いている人とは
・営業力(ないし推進力)のある人
かなあと思う。営業という言葉に色々と詰め込んでしまったが
分解しようにも複雑すぎる。まあ、例えば
人と折衝することに抵抗がないとか
技術に関する知識があるとか
まあでも根本的にはリーダーシップが人一倍発揮できるってことなのかな、と思ったので、営業力とした。いわゆるルート営業みたいなパッシブでも出来るものは省いて考えた。
で。本題なのだが
世の中にはPMに理解がまだ足りていない気がした。
私自身個人事業主として(今後法人化するが)PMをやっていて思うのは、
業務内容の複雑性、再現性の低さから、KPI設定が難しいことがある。
なので、世の中に蔓延る求人には
「能力関係ないです、パッションさえあれば」
みたいな標榜をしている企業も未だ上場してすら、いる。
でもまあ思うにいくら技術が発展しても人同士のコミュニケーションはなくならないわけで、仕事は1人じゃ進まないために、PMは血液循環のために必要不可欠な心臓部であると思う。
むしろコーダーのような職務要件の明確な業務の方が、コミットメントを求めず、与えられたことをこなすだけである程度瑕疵担保される楽な仕事、とすら(語弊無い様に言うとエンジニアと書かなかったのはエンジニアにはある程度PM的な素養も含まれていると思うから。コーダーは要は言われた通りに書く人のことを指す)言えるし
でも結局世の中を動かすには体力がいる。
それは精神的なもので、好きじゃ無いとやってらんない。
その辺を巻き上げれるPM職はすんげーのだが、いまいち明確な評価が出来ていない。相場も乱れている。
と言うことで、来週からPMを定義していきたい。
主な業務の洗い出しと、理想的な動き方
企業とのコミュニケーションに関する研修など
あれこれノウハウが揃うので、いったん企業として試す。
なんか終盤雑になったが、黙ってやってみます。
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