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【Kindle】初心者向け②『KENP』の真実【Kindle知っ得note】

こんばんは。
夢を追いかけるKindle作家の【甲斐柱】です。

この「Kindle知っ得note」は、初心者Kindle作家さんや
これから始めてみようと思っている人に向けて
知っておくべき基礎情報をお届けします。

今回は、誤解されていることが、意外と多い
「KENP」についてです。

<今回の記事を読むと…>


Kindleの収入に絡む用語
「KENP」「既読KENPC」の意味が分かります。

1.「既読KENPC」とは

最初に「既読KENPC」を説明した方が
理解しやすいので、こちらを先に。

「既読KENPC」とは、
「Kindle Edition Normalized Page Count」
のことです。

これは、Kindle本の定額読み放題サービスの
「Kindle Unlimited」で読まれたページ数
のことです。

※詳細な設定もあるようですが、
 これだけわかっていれば充分です。

2.「KENP」とは

「KENP」とは、
「Kindle Edition Normalized Pages」
のことです。

Kindleの印税の仕組みには、
「購入されたときの印税」と
「読み放題で読まれたときの印税」がある
と前回、説明しました。

この
「読み放題で読まれたときの印税」の金額
が「KENP」の数字です。

読み放題で読まれた場合の印税レートは
「1ページ=0.5円」くらいです。

ザックリですが、
KENP=既読KENPC×0.5円
という計算式になります。

3.「無料キャンペーン」の場合、「KENP」はどうなるか?

「Kindle」の「無料キャンペーン」とは、
出版した電子書籍を、一定期間「無料」で
ダウンロードできるようにする
プロモーション手段です。

これには「Kindle Unlimited」の会員も、
「Kindle Unlimited」に登録していない人も
関係ありません。

amazonにアクセスできる皆が、
無料でダウンロードできるのです。

この「無料キャンペーン」期間の間に、
無料ダウンロード(無料購入)されて読まれた分は、
「既読KENPC」にカウントされません。


つまり、そこから収入は発生しません。

しかし、「無料キャンペーン」期間中でも、
「Kindle Unlimited」で読まれた場合は、
「既読KENPC」としてカウントされ、
「KENP」に変わります。

つまり、読まれた分の収入が発生します。

この「無料キャンペーン」期間での、
「既読KENPC」が付く・付かないというのは
Kindleの出版ノウハウ本を出している人でも
誤認している場合があります。


「無料キャンペーン」の無料ダウンロードで
読まれた分も「既読KENPC=KENP」がついて、
収入が入る、と書かれているものも、結構あります。

現状では、間違いなく、
「無料ダウンロード」では、収入は発生しません
ので、覚えておきましょう。


「収入にならないのなら、何故、無料で販売するのか?」
Kindleで商売するつもりなら、
当然、疑問に感じますよね?

その理由は、次回、書いていこうと思います。


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