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第2の故郷・福岡市を見据えて

福岡は私にとって第2の故郷なんです。学生時代と社会人駆け出しの頃を合わせると約6年間、まさに多感な時期を過ごしました。今振り返ればわずかな期間だったのかもしれませんが、当時受けた強い影響は今も変わるものではありません。

都市高速道路の延伸や博多区住吉のカネボウ跡地開発( 現在のキャナルシティ博多)、下川端地区再開発(現在の博多リバレイン)、福岡タワーも含む百地浜地区のウォーターフロント開発等々の建設ラッシュ。『よかトピア』というアジア太平洋博覧会が開催されるなど、今では『地方最強都市』と称される福岡市にとって、当時がアジアの玄関口としての発展の走りだったのかもしれません。

またその頃は、バブル経済の真っ只中でもあり、女性たちがボディコン・ワンレン姿でお立ち台に上がり、扇子を振り回して踊る『ディスコ』が、あちらこちらにあったものです(笑)

そんな福岡を訪れ、今日は福岡国際会議場で開催されたTOEICの試験を受けてきました。試験のことはさておき(笑)、終了後に、会場裏の博多港まで足を延ばしてみると、すぐ隣の国際センターでは大相撲の千秋楽が。目の前にはBRTと称する連結バスが走っていました。天神に戻るときらびやかなイルミネーション。福岡市役所前や博多駅前ではクリスマスマーケットが始まっていました。

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熊本市長を務めていた時には、若い頃に住んでいたこともあり、常に福岡市を意識していたものです。九州の中で、人口規模では、熊本市は福岡市、北九州市に次いで第3の都市。第3といっても、賑わいの面では、福岡市とは埋めようのない開きがありました。私が意識していたことは、決して「追いつけ、追い越せ」の発想ではなく、福岡市にない魅力を磨くこと、そのことに専念しました。

壮大な熊本城や豊富で清冽な地下水を湛える水前寺江津湖公園、熊本の街並みに溶け込む路面電車。賑やかさでは到底叶わないものの、ここでしか味わえない空間がたくさんあります。しかし福岡市には、福岡市なりの難しさもあるようです

https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20210911-OYTNT50021/

高速バスの約90分ほど、都市の発展と個性について考えていると、あっという間に着いてしまいました。英語の勉強については、明日からまた頑張ります!

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