子供の頃の大晦日

子どもだった頃、冬休みは とてもわくわくするものでした。クリスマス、大晦日、新年とイベントが続きます。そして冬休み最後の日に私は誕生日を迎えます。短い冬休みの中にイベント盛りだくさん。まあ、家庭がわりとドライな感じだったのか、プレゼントと言えば現金でした。なんて夢のない。サンタなど もちろん来るわけもない。クリスマスプレゼントだって現金なのだから。。クリスマス、お年玉、誕生日プレゼントの合算の現金です。おかげさまで なかなか夢も見れない超現実的な成長途上の子どもみたいな大人になりました。
反動なのか、はたまた自分育てか、自分の子供達には長いことサンタを信じてほしくて さまざまな演出をこころみました。そして遺伝子に勝利して長女などは だいぶ長いこと サンタの存在を信じる子どもらしい感性の持ち主となりました。親としては やりきった感あります。

そんな超現実的な子どもだった私ですが、大晦日の夜には毎年定番の食事を食べて レコード大賞、紅白歌合戦を見て、そして点数発表くらいから父母とともに初詣に出かけます。雪の降る中を遠くの神社、近所の神社、はしごするのが恒例でした。今はほとんど降りませんが 私が子どもの頃 わりと雪が積もっていました。長靴をはいて雪を踏みしめながら歩く真夜中の道、というのが なんだかすごく気分がよかった事を覚えています。そして帰宅後に「年忘れ映画」みたいなタイトルでしたが、深夜にTVでジャッキーチェンの映画などを見ていました。

ずっと忘れていたけれど 今年はとても寒くて各地に雪が、という年越し寒波のニュース映像を見ていたら 思い出しました。
そんなお年頃なのか 最近は子どもだった頃の事をいろいろ思い出しています。
古きよき昭和の思い出ですね。





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