二階堂サヨコ

二階堂サヨコと申します^_^特別養護老人ホームで働き、夫とねこ②と小さな犬と暮らす日々…

二階堂サヨコ

二階堂サヨコと申します^_^特別養護老人ホームで働き、夫とねこ②と小さな犬と暮らす日々を綴ろうかな。。と思いまして。。

最近の記事

新型コロナに罹りまして

もう1年ほど経ってしまいましたが、コロナに罹患した時のことを記録しておかねば、と。 特養老人ホームに勤務する私ですが、ある日の夜勤の事。仕事中になんだか腰まわりを中心に節々が痛み、嫌な予感とともに熱発しました。何年ぶりでしょうか、久しく熱など出していません。しかも39℃。。身体はだるいし、何とも言えない辛さです。特養ホーム勤務ゆえ、もう何度となくコロナ対応を繰り返し、収束しておりました。今まで全部乗り越えてきたのに7波の今になって自分がコロナにかかるとは…無念。しかも風邪症状

    • 犬について④

      我が家の犬。17歳を越えて早半年以上が過ぎた。通っていた美容院が閉店してからは高齢のためカットさえも断られる。美容院ジプシーだ。最近そんな彼女にもカットしてくれる美容院が見つかって とてもありがたかった。先月もお願いして夏前に短くカットした。 そんなある日 彼女はなんか、カッカッカッ、オエッ とえづくような感じの動作を見せた。?と思ったが犬のことが よくわからない私は これが咳だと気づくのが遅れてしまった。日に日に咳の回数が増えたが、ごはんも排泄もいつも通りで 仕事にかまけて

      • 友人との再会について

        新幹線にのって生まれ育った街へ行ってきました。約40年前からの古い友人に会いに。前回会ったのは10年程前だったでしょうか。いろいろあって激痩せした彼女と、コロナ禍で激太りした私。マスクしているし会ってすぐわかるだろうか、などいらない心配をしていました。 待ち合わせ場所で向こうから来る彼女に気づき、思わず駆け寄ってハグしてお互いに泣いてしまいました。この10年、両親や家族との悲しい別れを乗り越えてきた私たち。 顔を見た瞬間にいろんな思いがあふれ出ました。そのあとは話しながら泣い

        • 温泉について②

          最近、気になっている温泉地は福島県です。福島には たくさんの素敵なお湯がありますね。このところ行ったのは高湯、中丿沢、野地温泉ですが、どれもにごり湯で濃い感じでした。毎回 お風呂に何度も浸かり堪能しておりました。観光など二の次。温泉だけで満足だったのでした。 ところで最近気づいたのですが、温泉から帰宅すると時々お腹や背中に湿疹ができることがあったのですが、ここ最近の濃い温泉から帰ると必ずできるようになりました。どうやら湯かぶれ、というものらしいです。わたしの肌には苦手な温泉

        新型コロナに罹りまして

          母のこと③

          新年を迎えてすぐ誕生日を迎え57歳となりました。ふと母は57歳の頃 どんなふうだったったのだろう、と考えました。母が57歳の頃、私は24歳でした。ちょうどいろいろあって こちらに越してくる頃でした。私が急に会社を辞めて東京に住む夫の元へ行く、と言い出したので 両親はとても驚いたと思います。  いろいろあったので 言い合いの末に勝手に家を出てきました。思えばとても悪い事をしました。私は子供じみた大人だったのです。今は どう考えても 私が悪いのですが その時はそれしかできませんで

          温泉について①

          子どもの頃から温泉は大好きでした。両親がよく温泉に連れて行ってくれた影響も大きいでしょう。実家から車で行ける場所がたくさんありました。まあ子どもの頃は連れていかれる、という感じでしょうか。場所などあまり覚えていませんが、大人になり自分で選んで温泉に行くようになると場所も多彩になってきました。そのうち泉質にこだわるようになります。きっかけはいつだったのでしょうか。もう細かい事は思い出せないですが、JR地温泉のいくつかに行き、自身で秘湯の湯など本を見つつ探し始めた頃 那須の鹿の湯

          温泉について①

          カカというねこ④

          肝臓癌の診断を受けて みとり期を過ごしていたカカですが、先日 夕ごはんを食べたあと いつものソファの背もたれで くつろいでいました。私たちも食事をしてゆったりしていました。たまたま娘も一緒にいました。するとカカが突然5〜6回ほど吐き戻して急に倒れ込みました。 呼吸がいつもと違う、表情も違う。いよいよ その時が来たんだ、と感じました。安楽な姿勢を取らせて そのまま みんなで見守りました。その間に今までの感謝や大好きな気持ちをみんなで何度も伝えました。みんな涙がとまりませんでした

          カカというねこ④

          父の納骨

          先日、地図で北の方にしては季節はずれな暖かい日に、亡くなった父を納骨してきました。 さまざまな納骨方法があるでしょうが、私の実家の方のお墓は骨壷から骨を出して、みんなで骨だけをお墓に入れます。   母とともに病気になって地元を離れて東京で暮らして10年ほどでしょうか。やっと実家に帰ることができました。喜んでくれているといいな、と思います。      納骨までお骨は いつも我が家の仏壇の上にありました。なんとなく私はお骨の父をいつも見ていました。今も癖で つい見てしまいます。

          私の事 健康診断編②

          前回レントゲンで影がありCT検査をして数週間が経ちました。 結果は現在は大丈夫、との事でした。写っていた影は おそらく健康診断のその時期に肺炎だったのでしょう、と。つまり炎症を起こした跡だったのです。もちろんその頃体調悪かったのかは覚えていませんが。。まあ 何もなくてホッとしました。 この医療崩壊の時期に病気が見つかったりしても治療してもらえないのでは?と考えます。さらに医療従事者の皆様にこれ以上負担をかけるのは辛いです。 何はともあれ 治療するものがなくてよかった^_^

          私の事 健康診断編②

          医療崩壊について

          先日の夜勤の際に体調不良の利用者がいて夜中の3時に救急車を呼びました。救急車がきてホッとしたのも束の間 搬送先の病院が見つかりません。救急隊員が必死で病院を探してくれます。問い合わせた救急病院50件に断られたとの事。隣県にまで問い合わせが及ぶ事態に。すでに7時間が経っています。途中、救急車の交代もありました。結局 入院先が見つからず日勤の時間を過ぎたので とりあえず受診だけなら、と言われた病院に救急車で行く事になりました。 今、体調不良になっても このコロナ禍では必要な入院

          医療崩壊について

          私のこと 健康診断編①

          会社で半期に1度の健康診断のレントゲンで引っかかりました。なんだか影が見えるらしいです。半年前にはなかったものです。要再検査、との事。父の事でバタバタしており、少し先延ばしにしてました。ある日、ふと思い出して肺炎かなあ、次の検診では消えてるかも、などと楽観的に考えていた翌日、会社の看護師から再検査の確認がありました。なんてタイミング。昨日の今日です。それをきっかけとして、やっぱり再検査に行く事にしました。 翌日、近隣の病院へレントゲンを撮りに行きました。初めての病院です。と

          私のこと 健康診断編①

          アンリというねこ

          すでにカカという猫がいる事はお伝え済みですが、今日は そのカカと兄弟のアンリという猫のお話です。 アンリはキジシロですが体は真っ白でしっぽの先だけにシマシマの部分があります。うちに来た3カ月くらいの頃は ほぼ真っ白で、しっぽに黒い点があるだけでした。保護していたボランティアさんもたぶん成長とともに黒い部分はなくなるだろう、と話していました。でも予想に反し黒い部分は大きくなり、さらにシマシマもようとなりました。キジシロのしるしですね。アンリも16歳りっぱなおじいニャンですが、彼

          アンリというねこ

          子供の頃の大晦日

          子どもだった頃、冬休みは とてもわくわくするものでした。クリスマス、大晦日、新年とイベントが続きます。そして冬休み最後の日に私は誕生日を迎えます。短い冬休みの中にイベント盛りだくさん。まあ、家庭がわりとドライな感じだったのか、プレゼントと言えば現金でした。なんて夢のない。サンタなど もちろん来るわけもない。クリスマスプレゼントだって現金なのだから。。クリスマス、お年玉、誕生日プレゼントの合算の現金です。おかげさまで なかなか夢も見れない超現実的な成長途上の子どもみたいな大人に

          子供の頃の大晦日

          父について

          先日、春から入退院を繰り返していた父が再入院した話しをしました。そして Dr.から「今まで お父さんは とても頑張っていたけれども、今回はもう無理かもしれない」と宣告され、死が近いと思われるので 面会も許された、と書きました。 今まで父はいろんな病気で何度も入院して死にかけた経験だけは人一倍あります。子どもたちからは死ぬ死ぬ詐欺とも言われていました。最近では、もう死なないのでは?くらいの気持ちが芽生えていました。その父が いよいよ亡くなりました。あと数日で誕生日を迎えよう、

          父の事

          初夏に退院してから わりと元気な日々を過ごしていた父ですが、先日 呼吸苦で またまた入院の運びとなりました。病院に駆けつけ、病棟に運ばれる ほんの一瞬ですが顔を見て話しました。同行していた施設の看護師さんが「娘さんきたよ、わかる?」と言ったら「わかる、そこまで耄碌してない」と半笑いで言ったので こちらが笑ってしまいました。とりあえず会えないけど頑張れ、と伝えて別れました。 その後、Dr.から病状の経過説明が電話で数回ありました。数日前には思うように治療が進まない、今回は治ら

          カカというねこ③

          先日、肝臓癌と診断されたカカについての話をお伝えしましたが その後のカカの話です。 あのまま食べなければ おそらく2週間ほどで亡くなるであろう予想でしたが うれしいことにカカはいろんなモノを少しずつ食べ始めたのです。急激に痩せて背骨がものすごく出てきていたのですが、最近は少し体重を取り戻しているように感じます。うれしい誤算です。 前回の診断後、治療はしない、と決めて残りの日々を おいしいもの食べて穏やかに、と考えた私たちは 今まであげたことのない 食べやすそうで おいしそ

          カカというねこ③