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暗い話ほどシェアしたくなる

 暗いニュースをシェアする人がみんなウツだとしたら、「そりゃあー、みんなウツでしょう」となりますよね。それが私の論です。
 今、この瞬間に限らず、人は、エロ、グロ、ナンセンスを喜ぶものなんでしょう。江戸期の春画はエロをグロく描いてますから、ヒット当然です。
ナンセンスは笑いが含まれるので必ずしも暗い話ではないですが。ロックだって、もともとSEXと体制批判ですから。SEXと体制批判の話が一番受けるんですね。受けるからやったのか、心の底からそう思ったのか、両面あるのが真実ではないないでしょうか。
 ジョン・レノンとヨーコ・オノがメディアの前でSEXをしたのは、ラブ・アンド・ピースを訴えるためではあったのですが、世界にインパクトを与える演出が必要だと考えたからのようでした。当時はメディアを介さないと世界に発信することができませんでした。いまは、個人で発信できます。
個人でも発信できることにはいい面もありますが、発信が多すぎてうざい面もあります。うざいならスマホを止めたらいいのにという説も正しいです。スマホを止められないのです。スマホを止められないから元気が出なくなるのです。
 スマホの中毒症状は、麻薬やアルコールのような破壊的な症状は出にくい反面、精神的には深く影響を与えています。スマホを離せなくなるし、暗い話に接することで気分を落としていきます。
 1日の大半の時間はスマホの電源を切っておく、箱の中に入れて鍵をかけておくというスマホ別離の方法もあります。そうではない方面から、シェアとか、メッセージとかをみんなでやらなくするという手もあります。麻薬は多くの国で禁止されて、ある程度の効果を上げていますし、アルコールも年齢制限をすることで若年者を隔離できています。やってやれないことはない。暗いシェア、必要ないメッセージを止めよう

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頑張れない生き方OK メディア、スマホ軽視OK ゆっくりOK そんな生き方を提案します

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