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習作1(その20):人は要らない

短文を書きました。小説の一項になるにはどうすればよいかアドバイスをください。

人は要らない

原宿駅にIKEAがある。IKEAの2階には食堂がある。食堂と言って良いのかわからない。注文は、専用端末で行う。タッチパネルで客が料理や飲み物を選ぶ。言葉のやり取りはない。注文が完了すると、注文シートが印刷される。それをカウンターに持って行くと注文した、料理や飲み物をもらえる。
注文に店員は介在しない。
料理や飲み物を運ぶ人間もいない。
客が運ぶ。
返却も客が、返却口まで運ぶ。
IKEAの隣にはユニクロがある。
こちらでも商品を専用端末の囲われたスペースに入れると値段を計算してくれる。店員がバーコードをスキャンすることはない。
裾の直しがなければ、商品を袋に詰めて会計はそれでおしまい。
人が介在しないから、仕事が早い。
最大限、待ち時間が短い。
人っていったい何だろう。
Amazonでは、一度やったことは二度やらないことを徹底されるそうだ。
1回目は人間がやってもいいが、2回目は自動化しろということだ。
人は間違える。人は文句を言う。人は遅い。
機械にやらせる方がいいのだ。
ユニクロにはイチローポストがある。
質問をするとイチローが見てくれる、回答もくれるらしい。
でも、本物のイチローが回答するのか?
生成AIがイチロー語録を学習して回答しているのではないか。
人とは何か。


読んでいただけると嬉しいです。日本が元気になる記事を書いていきます。