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「ボディソープを付けるだけで体が綺麗になるわけがなかろう」と思っている話

毎度毎度同じことについて考えている。

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私は綺麗とか、汚いということがよく分からない。
食べ物の匂いが変だとか服にゴミがついているということなら分かるが、お皿が綺麗に洗えているかということについてはかなり自信が無い。あと体が清潔かどうか。


清潔について、昔は体を洗えば綺麗になるということが理解出来なかった。(本当のことを言うと今も)

幼い頃、親と風呂に入っていたころ。
父親はタオルでゴシゴシと体を擦っていた。なるほどああやって垢を落とすのだなと学んだ覚えがある。
しかし母親はボディソープを撫で付けて、流して、はい終わりという手順だった。

理屈として前者の方が納得出来るので私も体を擦ってみたが、赤くなって痛かった。
そんなにやらなくていいのよと母は言った。

そんな訳でタオルで体を擦ることはやめて、ボディソープを撫で付けるだけに留めることにした。
しかし、「この泡を付けるだけで体が綺麗になるわけがなかろう」と思っていたし、そんな考えなので身体を洗うという行為が形式的なことに見えた。


今は「体を洗う=泡を体に付けて撫でること」なのだと理解して、人間のふりをして生きている。だけど本当のところあんまりよくわかっていない。

髪にシャンプーを付けると綺麗になるとか、手のばい菌を落とそうとかそういうことは分かるんだけど、体を洗うって不思議だ。
最近はなんとなくさっぱりするなと思い始めたがやっぱり毎日やらなくても問題はなさそうに見える。(元々代謝の低い人間だということは大きいだろう)

私にとって体を洗うってなんなんだろう。
たぶんこんなことを考えている人自体少ないんだろうな。

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