すごい『考える力』を読んで

頭が良い人はムダな努力は一切しない。

多くの人が人生を変えたい、自分の可能性をもっと広げたいと思い、そのためにはプラス思考が大切だと思い、気づいていながら、上手くいっていないのが現実である。

あなたも気づいているように、
稚拙で視野の狭いこれまでの考え方を捨て去るべきだ。


・収穫物が気に入らないなら蒔く種を変える
間違った思考や行動をしているから優れた結果が生まれないだけ。
雑草を植えて、どんなに一生懸命世話をしたところで立派なとうもろこしが生えてきたりはしないだろう。

優れた思考や行動をしていれば、自ずと優れた結果になる。



・敗者は生き残りを考え、勝者は前進だけを考える
アインシュタインは、今直面している問題はその問題が発生した時と同じレベルの発想では解決出来ないと言っている。
つまり、前進していないと、どんなに悩んでも今ある問題を解決は出来ない。



・他人の能力も拝借する
大きな成果を上げるには1人の頭では少なすぎる。
1つのアイデアを最高のものにしたいと真剣に望むなら、多くの人の力を借りるべきである。
人は個々では完璧ではない。

最高の結果を引き出す公式
正しい考え+正しい人達+正しい環境+正しい理由=正しい結果



・学びのチャンスに目を光らせる
対局的に考えられる人は、既にある知識だけで満足することがない。
常に知らない場所を訪れ、新刊本を読み、新しい知り合いを増やし、新しいスキルを学ぶ。
そして、学び続けるためには、その日の予定を確認し、何を学ぶべきか、新しいことはないかとチャンスに目を光らせること。

そして、未知の分野ではエキスパートに話を聞くのが1番だ。
自分には出来ないことが出来る人とパートナーになれるのは有益である。

全体像を掴んで考えられる人は、自分がいかに無知かを心得ており、鋭い質問をして理解を深め、考えを広げていく。
物事を広く考えるには、まずは良い聞き手になることだ。



私が個人的に気になるのは、プラス思考になろうというと、単に夢だけを見てしまう人が多いということだ。
思い描くことは大切だが、ただの夢はただの夢で終わりがちだと思う。

最近、色んな経営者さんや若くても上手く活動している人は現実を見ていると思う。

周りの現実を見て、周りと同じことをやっていたり、そのコミュニティの当たり前を自分の当たり前にしていては、今の自分と変わらないのは当然だ。
現実の自分の周りの社会が物語っているではないか。

だから、今何が出来るのか、目標と今の自分は何が違うのか、現実を見ることで今足りないことややるべきことが具体的に見えるからこそ成長し、
夢に近づくのかなと、最近の周りの現実を見てそう思う。

何かに囚われることなく、客観的に自分と現実社会を見て、成長を止めないようにしていきたい。

そして、自分のことを知る、知らない価値観に触れて進化する、新たなチャンスに触れるためには全て人との出会いや関わりがきっかけになると私は思っている。

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