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秋の写真


立冬を過ぎ、やっと空気がきりりと冷たく乾いてきた感じだ。
先週は、いい天気の日中歩くのに、半袖でよかった。

今年の秋は遠出はせずに近所をたくさん歩いた。
身の回りのどうということもない景色の中にも、時々足を止めてしまう風景がある。
そして写真を撮るのだけれど、スマホだし、目で見る感じが全然伝わらなくてもどかしい。
それでも私なりに心が動いた風景なので、アルバム的に残してネットの海に流す。

まずは、車で10分ほどの所にある、古い歴史のある公園の写真。


昔ながらの樹木が大木になって森のようになっている。珍しい種はないがホッとする。
その中を歩くと、少し湿り気のある木と秋の匂いを鼻から胸にいっぱい吸い込める。
何とさわやかなことよ。

暗い、まだ紅葉の始まらない木々の間に急に現れる日光と黄金色。
まさにそこだけが光の柱、スポットライト。眩しい。

私の腕では全く伝わらないが、黄色の銀杏だけに日が当たっていた。
うっそうとした樹木のトンネルからのぞく金色。
一週間後にはもう葉が落ちていた。


日陰に一本だけ赤く色づいた楓。

手前の、なめらかな落ち葉の岸辺と、別の流れが合流する辺りも好きだ
公園内を何本もの流れが走り、水辺まで近づける
大きな木に囲まれ、守られているようだ


こんな道が表情を替えながら続いている。

公園のあちこちの木漏れ日

公園には小さな動物園が併設されている。
日本猿、寒くて全く姿を見せないアライグマ、カピバラ、マーラ、孔雀、リス、広い場所に囲われた鹿、ふれあい担当のモルモットやうさぎ、山羊など。
ふれあい小動物はエアコンで暖かい小屋にいてちょっと驚いた。近代化w
公園も動物園も無料。珍しくもない動物だけで人もまばら、でも必ず誰かどうかいる。ゆるくてとても良い。

フラミンゴ。いつも5羽。
池に秋の空が映る。

身近にこういう公園があることは財産だなぁと思う。
私が生まれる前から飼われているシカや猿たちも、代を替えながら元気でいておくれ。
昔はハクビシンもいたっけ。


次は本当に家の近所をうろうろして見つけた風景。

神社の裏、お墓に続くものすごい細い道を勇気を出して入っていったらすすきのしげる空き地があった。
道は、よく知っている太い道にちゃんとつながっていた。
空が青い。


お寺のりっぱな銀杏の木。見上げる。


温泉街の桜並木の遊歩道。
秋・冬・春と三つの季節に花をつける桜。
もう秋冬用の花が咲いていた。

秋、冬はぽっちりという感じの、本当に控えめな花がそれでも枝にたくさんついている。
色が白やピンクや違うのだ。
寒々しさと、ほんのちょっとの温かさ。
春になるとがらりと雰囲気を変えて、ザ・桜な様子になるのが不思議。

遠くから見るとこんな感じ。


最後は、我が家の多肉
紅葉が進む

名前も見た目もかわいい「乙女心」」

陽だまり色の多肉

緑に赤い縁が濃くなっていく。

可愛い爪のあたりも見てやってください。


ただただ撮り溜めた写真を放出する記事でした。




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