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行政書士生存競争

即独ラプソディーを読みました。反省しきりで私の心の中は大津波です。
即独のヤバさについて改めて考えてみた。で、即独への不安を煽るだけ煽り、Twitterでは些細ではありますが、即独sageな風を起こしてしましました。

本意ではなかったとはいえ、大変申し訳ありません。
そしたらどうすりゃいいの?德留編を書いてみたいと思います。
吉川さんが書いている内容に関しては私も全て同意なので、即独ラプソディーに書いていないことだけを書きます。

私はたった一度だけ、德留行政書士事務所を開業した経験しかありませんので、あくまでも私が経験したことしか書けませんが、誰にでも出来ることしか書いてありませんので参考にしていただければと思います。


即独組が生き残る方法。

①まず死なないこと。

死なないためにはどうすればいいかというと、必ず死ぬ行為(即独のヤバさについて改めて考えてみた。に書いたようなこと)を極力しないことです。

②キャッシュを枯渇させないこと。

死ぬ行為をしなくても、キャッシュが尽きればその事業は死にます。
十分な貯蓄で挑むのか、融資を引くのか、身内に頭を下げてお金を借りるのか、その他、方法は自分で選びましょう。

一番良い方法は、開業する時点で損益分岐点を超えるキャッシュポイントを確定させておくことです。
『〇〇を提供し(取扱商品)』『△△さんから(お客様)』『毎月〇日に(いつ)』お金がいただけるということを確定させます。

これはそういうフローを考えましょうというぬるい話ではなく、確実に開業したら損益分岐点を超える報酬額での依頼がもらえる状況を作っておくということです。
これはかなりハードルが高いので十分な貯蓄で挑むのが一般的かと思います。

十分な貯蓄というのは一般的に『一年間収入が0でも生活していけるだけのお金』とよく聞きますが、一年間で損益分岐点を確実に超えて生活出来る水準に自分がいけるかどうか?も検討する必要があります。

人によって必要な金額は違うということです。
それなりの貯蓄を持って開業し、1年で貯蓄が尽き、2年目に融資を引いたけど、ただただそれを溶かして3年目を待たずに廃業したというのはわりとよく聞く話です。


下請け仕事ってどうもらうの?

「補助者経験が無いので下請け仕事を必死でこなしました。」というのはわりと行政書士あるあるですが、その下請け仕事をどうやってもらえばいいのかわかりませんというお声を聞きます。

最初にこれだけはハッキリ言っておきます。
私も含め、開業時に下請け仕事をもらっていた行政書士の先人たちも、みんなそんなものわからない中で必死に考えて動いて仕事をとってきたのです。

こうやれば絶対に下請けの仕事がもらえるなんてチートは存在しません。

自分たちの経験則から、こうすればいいんじゃない?というアドバイスは出来ますが、自分でまず行動し、「こうしてみたんですけどうまくいかなかったのでどう改善した方がいいと思いますか?」と聞いてくれた方がアドバイスの精度は上がります。


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