『引き寄せの法則』というのを一度は耳にしたことがあると思います。
自分が望んだ物事を引き寄せて手に入れる事が出来るという法則です。

引き寄せの法則には科学的根拠は無いと言われているのに、なぜこんなに信用されて広まっているのか不思議に思ったことはありませんか？

これは、人は見たいものだけを見るという習性があるというところからきていると言う説があります。
強く願っている物事は、何も思っていなかった時よりも多く目につくようになる。
その結果としてなんだか引き寄せちゃったような気になるということです。

もっと単純に言い換えてしまうと、『運が良いか運が悪いか』という話になってくるのだと思います。

さて、私は自分のことをとても運の良い人間だと思っています。
出会いたいと思う人には出会えるし、困った時には神風が吹いてなぜか救われたというような体験を多くしています。

これは果たして持って生まれた運命的なものでしょうか？
経営にオカルト要素はわりとつきものですが、今日はこの辺りについて書いてみたいと思います。

運は引き寄せられるか？

運が良くなりたい！と強く願って生活したとします。
それだけで引き寄せの法則に従って運が引き寄せられ、運が良い人になるでしょうか？

結論としては、成る人は成るし、成らない人は成らないです。

ものすごく当たり前なつまらない事を言いましたが、結論としてはこれしかありません。
それでは、成る人に成るにはどうすればいいか？という点が問題になってきます。

私はこれを、『行動するかしないか』の差ではないかと考えています。

宝くじ、買わなきゃ当たらぬ1億円。みたいなものです。
宝くじを買ってもいないのに、宝くじでも当たらないかな～と思っているだけの人は当然に当たりません。

でも宝くじをたった１枚でも買った人は、当たるかどうかは別として、当たる権利は所有しているわけです。
それだけで宝くじを持っていない人よりは１歩優位に立てていると言えるのではないでしょうか？

運の良さを引き寄せるのはこういう行動の積み重ねの結果なのだと考えます。

宝くじは当たらないけど縁は当たる。

宝くじも買ってりゃいつか当たるぜ！みたいなことは毛頭言う気はありません。
宝くじの高額当選確率は相当低く、一生買い続けても当たらない人の方が多いのですから。

しかし出会いに関しては、良縁を引き当てることは自分の行動によって可能だと考えています。
例えば以下のような行動を起すことです。

・とにかく手あたり次第たくさんの人と出会う
・こういう人に出会わせてほしいと周囲に言いまくる
・出会いたい人がいそうな場所に行きまくる

こんな単純なことでも、何もしないよりは格段に理想の人に出会える確率は上がります。
確率をどんどん上げていけば、どんどん当たりに近付いていくのは当然のことですよね。

１０連ガチャ１０回引いたらＳＳＲ確定！みたいなもので、１回のガチャでは当たらなくても１０連ガチャを引いたら当たるかもしれない。
それでもダメなら１０連ガチャを１０回引いてみれば良いのです。

仕事は引き寄せられるか？

〇〇業の仕事でもっと実績を積みたい。
なんでもいいからとにかく高単価の仕事がしたい。
世の中のためになるような仕事がしたい。

それぞれに色んな望みがあると思うので、仕事を引き寄せるためにどう行動すればいいのかと一律に言う事は難しいですが、これも結論としては行動していくことしかないと思っています。

どんな仕事を引き寄せたいのであれ、その内容についてどんどん発信し、ここにその業務を行なえる人間がいるぞと認識していただくこと。

その業務に関する案件が発生した際に、一番に思い出してもらえる自分になること。

『認識』『想起』される自分になるための行動を起すことで仕事を引き寄せることは可能になっていきます。

ニーズが無ければ仕事にならない？

「許認可関係ない仕事なんで、行政書士さんに依頼することってほんと何も無いんですよね～」
という言葉を言われたことはありますか？
私は色んな業種の社長さんとお話する機会を多く設けているため、わりとよく言われます。

この言葉に対する返事の最適解はなんなのだろう？とずっと考えていました。